[2019/09/25]
INTPとサジェストワード
今回はINTPのサジェストワードについて考えていきたい。
サジェストワードとは、
GoogleやYahooの検索ボックスに検索ワードを入力した際に、
自動表示される検索候補となるキーワードのことを言う。
尚、
おおよそ2019年7月時点のサジェストワードから抜粋している。
「コミュ障 / 屁理屈 / 変人 / 怠け者 / 生きづらい」
「コミュ障」について、
まずもって劣等機能Feの影響が大きいだろう。
即ち人間関係に対する意識それ自体が希薄になりがちな面を持つ。
かといってISTPのように現実適応型(Se)でもないため、
問題が顕在化・深刻化しがちなのがこのタイプとなる。
「屁理屈」について、
行動よりも思考に重きを置くタイプの副作用といった所だろうか。
主機能は勿論のこと、
補助機能Neの影響が大きい。
具体的な世界に留まらず、
抽象的・観念的な領域まで包括しており、
要するに理屈っぽい性格の持ち主となる。
「変人」について、
上記のような性質しかり、
他には興味関心が偏りがちな側面などが挙げられる。
「怠け者」について、
本質的には「屁理屈」と考え方は同じであろう。
敢えて言えば効率を何よりも重視する性向(主機能Ti)がネガティブに表現されたものといった所だろうか。
先にも述べたように、
行動より思考を重視する側面も上乗せされるため、
こういった結果になっているのではないかと思われる。
「生きづらい」について、
このタイプもまたN型の例に漏れずこのサジェストが生じている。
大方コミュニケーション面や理屈重視の面に起因していると思われる。
「オタク / 探偵」
「オタク」について、
イメージ通りのサジェストであろう。
心理機能(Ti-Si)から考えても自然に思われる。
つまり視野が広い(Ne)反面、
テーマを絞って探求する側面(Ti-Si)を持っているのがこのタイプの特徴の一つでもある。
「探偵」について、
こちらもイメージしやすいサジェストとなっている。
まずもって緻密な思考を好む性向(Ti)に依る所が大きいと思われる。
またNeについてはあらゆる可能性を追い求めることは勿論だが、
とりわけ限られた情報から多くの事実を見出す資質をもって評されている部分も大きいだろう。
「うつ / アスペルガー / スキゾイド」
「うつ」について、
意外と言えば意外なサジェストかもしれない。
現実適応力に乏しい面を持ちながらも、
物事を理屈で割り切れるタイプであるように思えるからだ。
まあ深く考え込む内向型という見方をすれば、
あながち外れたサジェストというわけでもないかもしれない。
「アスペルガー」について、
以前の記事でもこのタイプが登場している。
特にコミュニケーションが不得意である点や、
興味・関心が偏りやすい点において類似性が認められる。
「スキゾイド」について、
スキゾイドとは、
社会的に孤立したり、
対人接触に対する関心の薄かったり、
感情表現にも乏しく、
何事にも興味・関心が無いように見えるような性格・特徴のことをいい、
このタイプの特徴と類似している部分は大きい。
但し興味・関心の薄さについては、
実際には独自色があるものの特定の物事に強い関心を抱くことがままある。