[2019/09/18]
ESFJとサジェストワード
今回はESFJのサジェストワードについて考えていきたい。
サジェストワードとは、
GoogleやYahooの検索ボックスに検索ワードを入力した際に、
自動表示される検索候補となるキーワードのことを言う。
尚、
おおよそ2019年7月時点のサジェストワードから抜粋している。
「 モテる 」
それほど違和感のないサジェストだと思われる。
人間関係それ自体に重きを置いているタイプ(Fe主機能)で、
他者の感情に意識が向いており、
例えば共感性に優れていたりする。
そのため相手のニーズに合わせたコミュニケーションが得意で、
生じるべくして生じたサジェストであるといえるだろう。
「 お節介 / うざい 」
「お節介」について、
前項の特徴が裏目に出たパターンといえる。
人間関係を重視するあまり、
他者が求める以上に干渉してしまうこともままある。
ENFJと異なりS型であるため、
良くも悪くも細かい点に気づき、
それに伴うように細かい干渉が目立つタイプでもある。
さらに言えば、
MBTIをはじめ、
心理学に関心を抱く層には内向的な性格の持ち主が多いと思われ、
このタイプの上記のような資質にネガティブなイメージを抱きやすい面もあるだろう。
間接的ではあるがそのあたりも理由の一つと思われる。
「うざい」について、
理由としてはお節介と近いものがあると思われる。
うざいというワードからは例えば自己主張の強さが連想される。
外向判断主機能のタイプに見られる、
前に出やすい性向に依る所も大きい。
「 怖い / 性格悪い 」
「怖い」について、
こちらはイメージに反する意外なサジェストであろう。
表面的には他者と上手くコミュニケーションを図ってるが、
裏で陰口を言うなど、
性格における裏表に関するイメージから生じたサジェストだろうか。
調和を重んじるこのタイプではあるが、
一定の人々との和を形成するために特定の陰口を行う場合がある。
上記と似たような理屈で村八分を行う場合もある。
基本的には全員の和や連帯感を重視するが、
実際には多数派に肩入れする面もあり、
それがネガティブな形で出た場合に村八分を行ってしまう。
そのあたりは馴染み深さや権威を重視する面(Si)に起因している部分もある。
「性格悪い」についても、
大よその理屈は「怖い」に関するものと同様と思われる。
とかく表面の柔らかさと、
正反対の言動とのギャップについて否定的なイメージから生じたサジェストであると思われる。
「 社畜 」
それほどこのタイプのイメージに適したサジェストではないように思われる。
例えばこのタイプの適応力の高さを皮肉ったサジェストということだろうか。
その場合外向判断機能を主機能に持っていることが大きく、
また組織や権威に対する従属性が高いという特徴のあるSiがダメ押しする形となる。
「 多い / ダイエット 」
「多い」について、
タイプ割合についてのサジェストであると思われる。
ESFJというタイプはシンプルに数が多いタイプである。
また知覚機能を基準(SJ・SP・NJ・NP)にした場合、
SJ型が一番多い層となっている。
実際MBTI Manualなどの統計によれば、
ESFJは全体(16タイプ)の10パーセント以上の割合を占め、
上位3つに食い込む多数派のタイプとなっている。
ちなみに上位3タイプはSJ型が占めている。
「ダイエット」について、
こちらはイメージとして可もなく不可もないサジェストである。
性格面においても、
思考劣等ではあるものの計画性のある(J型)タイプでもあり、
これまた可もなく不可もないといったところ。
強いて言えば、
人付き合いが良いので、
会食・酒席等によって人一倍カロリーを摂取しがちな面はありそうではある。
またダイエットという現実的なテーマに関心を抱く点などはこのタイプらしい所か。