[2019/06/18]
ISTP -知覚・判断のプロセス-
(概要) 知覚・判断のプロセス
Ti:情報を独自に整理・分析・検討
↓
Se:事実をありのまま満遍なく把握
or
Ni:全体観から理論・法則の把握、長期的視点
Fe:常識・一般論やコンセンサスなど人間関係を軽視
[解説] 知覚・判断のプロセス
Tiによって物事を判断することからスタートする。
思考機能なので対象を分析し因果関係等の整理を行う。
内向機能でもあるため、
一般的な規範体系に従うのではなく、
あくまでも独自で枠組みを見出し判断する。
非常に自律性の高い判断機能で、
他者や外界の干渉を拒むし、
逆に外に向けて積極的にアプローチする機能でもない。
主観的な立場から己の指針を立てる機能としてこのTiを使用しており、
ISTPの行動原理の主軸となっている。
Tiによる判断をより個別ケースに落とし込むためにSeによって検証を行う。
感覚機能なので事実の詳細に意識が向けられる。
柔軟型の外向機能でもあるため、
事実に差を設けずまんべんなく把握し、
現実に即した対応を心がける。
Tiの思考エネルギーが具体的な現実に注がれることにより、
実際的な問題解決能力に秀でているのがISTPの大きな特徴の一つとなっている。
以上がISTPにおける知覚・判断のプロセスの基本的な流れとなる。
Seによる検証が有効でないとされた場合、
それを代替する形でTiを補助する機能がNiである。
直観機能なので物事の概念や全体像に意識が向けられている。
内向性も有しているため、
本質を鋭く洞察し特定の法則を見出す。
Seが地に足のついたミクロ的な目線を持っているとすれば、
Niは上空から俯瞰するようなマクロ的な視座を有している。
これは現場において戦術的なアプローチから物事に当たることを基本としているISTPにとって、
いわば戦略的・計画的に物事を捉える視座を与えている機能ともいえる。
まとめると、
何事も自律した論理的思考によって判断を行う。
その判断は現状を的確に捉え、
実際の行動を前提としたものでなければならないとする。
よって大抵の物事に動じず、
たとえ緊急時であっても冷静かつ柔軟に物事に対処する。
一方では、
俯瞰的視座から物事を見通したり、
言外のコンテクストを拾い上げるなど、
その視野を幅広く使用する側面も有している。
劣等機能Feの影響
Feは人間関係を中心に据えた判断を心がけており、
それ故に他者からの支援やフィードバック、
コンセンサスなどを充分に得ることができる。
このFeを劣等機能として有することによって、
必然的に自身の能力や判断に依存せざるを得なくなるのがISTPに付きまとう課題の一つである。
なので良くも悪くもストイックに自分自身を追い込む必要に迫られることになる。
また、
その独立独歩の行動パターンにより、
フィードバックの範囲も限定的にならざるを得ない。
ほか、
感情表現をはじめてとして、
言語によるコミュニケーションを厭う傾向もある。
これはSeを優勢機能として持っていることも関係している。
情緒的なコミュニケーションよりも、
仕事やスポーツなど問題解決や実際の行動を通したコミュニケーションを好むタイプといえる。