[2019/09/11]
【MBTI】16タイプとオタク度
今回はオタクになりやすいタイプとそうでないタイプについて、
16タイプ毎に考察してみた。
尚、
評価は5段階に分けられる。
- ESTP - [ オタク度:☆ ]
流行に聡い気質とオタクとしての資質は相反するものであるためこの評価になっている。
また活動的で腰が落ち着かない面も、
1つの物事を掘り下げる必要のあるオタクとしての資質に乏しい要因の1つといえる。
むしろマルチさが強みになるタイプであり、
資質に欠けるというよりも真逆の性質を持ったタイプといってよいだろう。
- ESFP - [ オタク度:☆ ]
ESTP同様Seがメインであるのが大きい。
趣味を重んじるFiをサブに持っているものの、
Teによって代替或いは相殺される面があるため、
この評価に落ち着いてしまう。
自分自身が注目されたり褒められることを好むタイプであり、
その意味では自分以外の何かを掘り下げるオタクとはかなり遠い資質の持ち主といえる。
- ENTP - [ オタク度:☆☆☆ ]
理屈っぽく、
自律的でマイペースなNT型の面はオタク向きの気質といってよいかもしれない。
一方良く言えば好奇心旺盛、
悪く言えば飽きっぽい面も持っており、
トータルで見るとどっちつかずな評価に収まってしまう。
幅広いジャンルにおいて議論に乗れたり語れる点が魅力となるタイプであるため、
オタクとはまた異質なカテゴリーに属していると考えた方がよいかもしれない。
- ENFP - [ オタク度:☆☆☆ ]
大方の理屈はENTPと近いものがある。
ENTPと異なり、
趣味性の高いFiを優位機能として持っているものの、
社会的有用性を重視するTeも頭をもたげるため相殺的な評価になる。
このあたりはESFPと似ている。
また物よりも人間同士の交流を重要視するため、
やや細かい部分ではあるがそのあたりもオタクとしての資質から遠のく要因の1つとなっている。
- ESTJ - [ オタク度:☆ ]
Teがメインであるのと同時にFiが劣等機能であることが大きい。
つまり個人的な趣味性が真っ先に切られる対象になる。
そういったものよりも社会的に有用だと思われるモノ・コトにエネルギーの多くが注がれる。
サブのSiはオタク性に富んだ機能ではあるが、
メインのTeがあくまでも客観性・社会性を優先させようとするため、
結局は影を潜めがちになるだろう。
- ENTJ - [ オタク度:☆ ]
大方の理屈はESTJと近い。
Niの専門性にオタクとの高い親和性がありそうだが、
流行に聡いSeと相殺され、
オタクとしては中途半端になってしまいがちである。
兎にも角にもメインのTeがオタクを志向するには身も蓋もないほどの障壁になっているといえる。
- ESFJ - [ オタク度:☆ ]
Feがメインであることが大きい。
みんなが良いというものを重視する性向はオタクのそれと真っ向から対立する。
このあたりは外向判断主機能のタイプ全てに共通していることではあるが。
オタクなコミュニティに属していれば、
人一倍その文化に馴染もうとするタイプでもあるが、
そうなると今度はオタク特有の個人的な趣味性と相反するため、
結局その資質には乏しいと言わざるを得ない。
- ENFJ - [ オタク度:☆ ]
大方の理屈はESFJと近い。
Ni-Seが相殺する点はENTJと同様の傾向にある。
社会的に有用なものに傾くENTJと異なり、
こちらは社会性そのものを重視するタイプといえ、
いずれにしろオタクとしての資質には欠けている。
先にも述べたように、
何よりも社会性を重視するEJ型の性向は、
個人的価値観に従うオタクの資質と真っ向から対立する面がある。
- ISTJ - [ オタク度:☆☆☆☆☆ ]
選り好みが激しく、
凝り性なSiをメインとしつつ、
趣味性の高いFiとのシナジーも相まって、
非常にオタクの資質に恵まれたタイプといえる。
物持ちが良い面もオタクとしての資質に富んでいる一面の1つ。
- ISFJ - [ オタク度:☆☆☆ ]
大方の理屈に関してはISTJと近い。
ISTJと異なる点として、
サブのFeが社会性に富んでおり、
オタクの気質とやや相反する部分があるためこの評価に収まっている。
根っこにはオタク気質を持ち合わせていながらも、
人の目を気にする面が頭をもたげてしまうため、
そのあたりがオタクとして突き抜けるための障害となっている。
- INTJ - [ オタク度:☆☆☆☆☆ ]
専門性に富んだNiを軸に、
趣味性の高いFiが加わるため、
自身の世界を追求することに余念がない、
オタクとしての資質に恵まれたタイプ。
内向知覚種機能でFiの順列も共通しているISTJとは類似する面が多い。
両タイプとも頑固な反面、
特定の物事を究めることにかけては右に出るもののいないタイプといえる。
- INFJ - [ オタク度:☆☆☆ ]
大方の理屈に関してはINTJと近い。
INFJにおいては、
Feが社会問題などより大きいテーマを扱いたがるため、
そのあたりがNiの専門性と相殺・中和される理由の1つとなる。
やはりFiが趣味性を追求する上でのポイントになるといえる。
- ISTP - [ オタク度:☆☆ ]
物事の仕組みに対する好奇心(Ti)に依る所は大きい。
但し物理的な物事に偏っており、
即ちジャンルが限定的になってくる。
また良く言えば好奇心旺盛、
悪く言えば移り気な点も加味したので今回のような評価に収まっている。
Feを劣等機能として持っているものの、
Seを使いこなすことでそれなりに円滑なコミュニケーションを実現させるため、
そのあたりもオタクのイメージから遠のいている要因の1つといえる。
- INTP - [ オタク度:☆☆☆☆ ]
思考を追求するTiを軸として、
Neによってあらゆる角度から物事を突き詰めようとする。
そのため探求心に溢れるという点でオタクとの親和性と資質に恵まれている。
一方、
物にこだわらない面もあるため今回のような評価に落ち着いた。
- ISFP - [ オタク度:☆☆☆☆ ]
Fi-Niによって自己世界の探求に余念がない一方、
流行に聡くフットワークの軽いSeが優位でもあるためまずまずの評価に収まっている。
あえて言えばオタクというよりもマイペースといった表現が似合うタイプといえる。
- INFP - [ オタク度:☆☆☆☆ ]
趣味性の高いFi、
抽象的な領域まで際限なく追求するNe、
特定の物事に執着するSiといったようにオタクとしての資質に恵まれているタイプ。
一方INTP同様、
オタクとしては物理的な執着には欠けており、
まずまずの評価に落ち着いた。