[2019/06/30]
ISTJの適職
ISTJとISTJの適職とされている職業について考察・解説を行いたい。
行政職や管理職
稟議や上下関係・権威を重視する性向は行政職に携わる上では肯定的に働くと思われる。
加えて、
手続きやマニュアルを遵守することが求められる場面が多く発生するため、
その点でもSiがアドバンテージになるだろう。
管理職についてはI型の資質にとりわけ適性があるとも思えないのでJ型の側面にそれを見出していると思われる。
計画性をもって順序立てて物事を行う性向が管理力の観点においてその資質が認められる。
軍人
上下関係や権威を重んじるような、
組織に対する従属性の高さ、
とりわけS型であることが要であると思われる。
例えば連絡や報告などにおいて起こった出来事をありのままに述べることを要求される点においてS型の性向が肯定される。
あとは身体を使って実際に作業を行うという点で端的にその性質が生きると思われる。
考古学者
正確且つ慎重に事実を把握しようとする姿勢(Si)と客観的で論理的な物の考え方(Te)はアドバンテージになり得ると思われる。
また過去に力点を置いた学問であること、
学者という権威性を有する職業であることなどもSi主機能と相性の良さを窺わせる。
コンピュータープログラマー
正確で緻密且つ論理にも強いといった点は、
プログラムを構築する上で端的なアドバンテージとなり得るだろう。
特にSi優位は後で間違いを訂正する無駄を省くために現状の課題に慎重且つ根気強く取り組む。
こういった側面もシステムを構築する上でアドバンテージになると思われる。
法律、弁護士
法というのはある種不動のマニュアルとも言え、
その点においてSiの気質との相性の良さが窺える。
事実関係を正確に把握することや、
客観性と論理をもって物事に当たることもアドバンテージといえるだろう。
また前例を重んじる世界でもあるため、
やはりその点でもこのタイプの気質との相性の良さを窺うことができる。
会計監査人や会計士
数字に強いT型特にTeの側面を端的に発揮することができる。
正確さや緻密さも要求されるため、
その点ではS型の性質がアドバンテージとなり得る。
とりわけ会計監査人においては、
物事を公平に裁く姿勢が要求され、
まさしくこのタイプにはうってつけの職業といえる。
- まとめ -
権威性があり実務的な職業が並べられている。
そのほとんどがISTJの性格・気質をダイレクトに反映させたような職種といえる。
組織人としての強い適性を有しながら、
一方では専門家として個人での活動にも適性を持っている。
他のSJ型と同様、
一般的な職業に関しては幅広い適性を有したタイプといえる。