[2019/07/01]

ISFJの適職

ISFJとISFJの適職とされている職業について考察・解説を行いたい。

教師(幼稚園)

幼稚園と学校で異なっている点として、 例えば常に子供達の傍にいて世話をすることが挙げられる。 奔放な行動を取りがちな幼児に対応するためにも傍らに居ながらその動向を把握する。 身の回りの状況を常に把握することが求められる点についてはSiの性質がアドバンテージになると思われる。
 またコミュニケーション主体の職業であるという点で、 TeよりもFeによりその適性が認められるということだろう。

理学療法士、作業療法士、言語聴覚士

上記の職種に共通して求められる要素として、 ホスピタリティや細やかな実作業などが挙げられる。 いずれもSF型の性質が肯定的に働くと思われる。
 特に相手の感情を容易に読み取れるFeを有している点でこのタイプに適性が認められる。
 また上記は全て国家資格を取得する必要があり、 権威性や堅実さを重視するSiの気質が歓迎される。

事務職

いわゆるデスクワークと言っても、 電話応対・資料作成・伝票整理・社員の補助などその業務は多岐に渡る。
 加えて社内外の人間関係を把握し、 それを調整するような役割を求められる側面もあり、 想像よりも対人的な要素を有している。
 上記のようなマルチタスクと、 それを円滑に運ぶためのコミュニケーション力の観点から、 Feにその適性が認められる。
 また細かい作業やルーティンワークを滞りなく行うことも要求され、 その点はSiにその適性が認められる。

聖職者

ESFJについては、 教会の運営・信徒の教育・専門家活動などマルチタスクに対する適性が認められたが、 I型のISFJについては上記のような側面において不利な面を抱えていると思われる。 Si主機能による信心深さや伝統への敬意という点から、 一信徒としての適性が認められるということだろう。
 ESFJのように周囲を取り仕切る立場からのアプローチよりも、 連帯感や協調を促す潤滑油としての役割に適していると思われる。

- まとめ -

人に尽くすことをモチベーションとする職業や、 いわゆる縁の下の力持ち的な職業への幅広い適性が認められた。
 他でも述べたように、 SJ型の特性として、 やはり一般的な職業に関しては幅広い適性を有していると思われる。
 加えて、 対人折衝に関わるFeを優勢機能として持っていることで、 I型の内向性が障害となり得にくい点も大きい。
 とはいえ、 前に出たり自分が中心となって物事を進めていく立場に対する適性は、 ESFJをはじめ他のE型に譲る形となる。


category:MBTI

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