[2019/07/03]

INFJの適職

INFJとINFJの適職とされている職業について考察・解説を行いたい。

聖職者

信者の指導・教会の管理運営・専門家活動などマルチに動くことを求められる職業であり、 その点においては基本的にI型よりもE型に適性が認められる。
 しかしながらこのタイプの場合はそのN型の気質によって、 ジェネラルな視点を生かしながらE型と比べて遜色なく活動を行う。
 いずれにしろ教育や指導をはじめFeのアドバンテージを発揮する機会は多い。
 また、 一信者としてもNiによる信心深さは動機・適性の両面で肯定的に働くことは間違いないだろう。
 教えや導きのもと、 人の幸不幸などその精神面においてそれを還元するという部分で、 INFJというタイプの在り方を具現化したような職業であるといえる。

心理学者

IとNの気質から学問に対する適性、 とりわけ人の内面など抽象的な側面にアプローチする学問に対する適性を有している。
 例えば、 探求心や知的好奇心といった部分でそのN型の性質が肯定的に作用する。
 また学問を体系的に究めるという点においてJ型の性質と相性が良く、 特に現実の人間関係やコミュニケーションを念頭に置いている部分においてFeとの相性が良さを窺わせる。

カウンセラー

人間の心情を多面的な視点から捉えたり、 本質を射抜く洞察力に恵まれている点(Ni)、 それを相手に配慮しながら適切にアウトプットを行う点(Fe)においてその適性が認められる。
 またJ型である一方、 知覚機能を主機能に持つことよって適度な受容性を有しており、 その点も注目に値する。

メディア関係の専門家

普通の人々が気づかないような物事の背景などに聡く、 俯瞰的な視野の広さから多面的な理解力を有する。
 加えて抽象性の高い領域にも強く、 そのNiがアドバンテージとして働くシーンは少なくないだろう。
 また大衆の意見に対する感度の良さや、 コンセンサスを念頭に置いた思考(Fe)は、 情報を取り扱う立場として一定の重要を満たしていると思われる。
 その一方では独自の見解や批評眼も有しており(Ti)、 物事を多面的に捉えるという点でアドバンテージとして作用する。

- まとめ -

あまり一般的ではないような職業ではあるものの、 人々にとって重要な問題となり得るような事柄を扱うものがほとんどであり、 このタイプの有する複雑性や不思議なイメージを思わせるようなものが多い。
 言い換えれば、 物質面・肉体面よりも精神面に訴えかけるようなアプローチを主体とする職業が多く、 理想や人間性を重んじるNF型の資質が動機・適性の両面でアドバンテージとして働くと思われる。


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