[2019/06/22]

ESTPの適職

ESTPとESTPの適職とされている職業について考察・解説を行いたい。

警察官や探偵

リスクを恐れない行動力という点において特に適性があるということだと思われる。 頭脳労働という観点ではNT型に一歩譲るようにも思われるが、 時と場合によっては思案するよりも速やかに行動することが求められる場面もあり、 そういった面で臨機応変さと行動力に図抜けたESTPに軍配が上がるということだろう。

管理職や行政職

管理職に対する適性を有するタイプとして、 少なくともEかJのアルファベットのどちらかを持っていることが条件であると思われる。
 J型のように物事全般に対して管理することを好む気質には乏しいものの、 自身から積極的に他者や物事にアプローチするという点において適性があるということだろう。
 また管理職の中でも特に中間管理職の場合は上位下達の観点から、 S型であることも密かに重要な項目であろう。
 行政職に関してもS型であることがポイントであると思われる。 稟議や上下関係など何かと制約の多い行政職と、 行動の自由を重んじるESTPとでは一見して相性の悪さを思わせるが、 その実務的な気質において意外にも適性があるということだろう。
 また人間関係のパワーバランスに敏感な部分も適性の一つといえる。

会計監査人

会計監査という言葉からはSJ型全般に適性がありそうに思えるし、 実際にそういった傾向はあるだろう。
 なのでこの場合、 感覚主機能のE型という点においてその評価を得ているということだろうか。
 すなわち細部まで注意を払うS型の面と、 クライアントや組織といった外部との折衝の面においてその性質が有利に働くということだろう。 やはり管理力や計画性という点では明らかにSj型に譲るため、 上記のような側面を評価されてのことだと思われる。

不動産仲介

仲介業という点でひとまずE型としての適性を有している。
 ESTPの場合、 特に外向知覚主機能という点においてアドバンテージが見られる。 すなわち価格の変動や入退去といった動的な情報に対する感度の良さという点においてである。
 また、 Seなので長期的な視野における投資というよりも、 物件やクライアントの細部からヒントを得ることによる駆け引きの巧みさがアドバンテージになると思われる。
 投資についても上記のような長期投資というより短期間の投機的な売買などが主戦場になるであろう。

セールス&マーケティング

まず自身から外界に働きかける積極性(E型)という点が一つ挙げられる。
 ESTPにおいては前項で述べたような情報に対する感度の良さがやはりアドバンテージになると思われる。 Seなのでとりわけ相手の表情や態度などの微妙な変化を知覚し、 そこから交渉や解決の糸口を見出そうとする。
 また、 問題解決に対する意識の強さ(T型)という点もアドバンテージの一つといえる。

- まとめ -

全体を通して言えることは、 その行動力や実務性を評価されているであろうということだ。 まあESTPの主な強みではるので当然と言えばそうかもしれないが。
 他には、 物事の細部まで意識が行き届くといったS型の面もアドバンテージとしてしばしば取り上げてみた。 奔放で強烈な印象とは裏腹に、 実務における繊細さを有するESTP特有の性質にも注目した。
 個人的に不思議というか興味深いと思ったのは、 ESTPがそのイメージとは裏腹に職業・役職ともに幅広い適性を有したタイプであったという点だ。


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