[2019/06/28]
ESFJの適職
ESFJとESFJの適職とされている職業について考察・解説を行いたい。
ソーシャルワーカー
ソーシャルワーカーとは社会福祉事業に従事する人々の総称である。
自身から積極的にコミュニケーションを図り、
個人と社会両方の立場からコンセンサスを得るためのアプローチを求めるという点において、
その主機能Feがアドバンテージになり得ると思われる。
S/N軸については、
どちらがよりコミュニケーションにおいて秀でているかという議論はこの場合ずれたものであると思われ、
故に特筆すべきところはないか。
聖職者
信者を導き支えること、
教会を管理運営、
専門家としての活動等積極的且つマルチに動くことが求められる。
このあたりはFeを主機能として有することが端的にアドバンテージになり得ると思われる。
ほか、
規則や伝統を重んじるSiの気質が、
宗教上の教えに従うことや信心深さとして肯定的に働くということだろうか。
美容師
対人的な職業なので恵まれたコミュニケーション力がダイレクトに生き、
実際の細やかな作業が求められる点もS型としてその適性を充分に発揮すると思われる。
美容をコミュニケーションの一助として捉えるならば、
Feがアドバンテージになり得るといっても良いかもしれない。
小売業
マルチな管理力と速やかなアウトプットを好むという点でE型、
細やかな定型業務を正確に行うことに違和感がないという点でS型とりわけSiがアドバンテージになると思われる。
Feについては、
ホスピタリティや顧客の価値観にフォーカスしたアプローチという点でアドバンテージになるということだろうか。
客室乗務員
ホスピタリティが求められる接客業という点がやはり大きいと思われる。
Siについては、
乗客をはじめ様々な物事の細部に注意を払うという部分か、
或は人種や事故に対するリスク管理のマニュアルを徹底することなどがそれに当たるのだろうか。
セールス
人に対して自身から積極的に働きかけるE型、
コミュニケーションを通して互いのコンセンサスを求めるFeの気質がアドバンテージになると思われる。
顧客との長期にわたる関係性の構築、
細部から相手のニーズを汲み取る目といった部分でS型の気質が生きるということだろうか。
人事
人間関係の動向の把握し、
組織としてコンセンサスを得られるような決断を下せる人物としての需要があると思われる。
それを満たすための他者視点、
特に心理面における理解力が肯定的に働くことは想像に難くないだろう。
Siについては、
現場や各個人の細かい部分を把握する上でアドバンテージになるということだろうか。
- まとめ -
予想通りというか、
対人要素を多分に含む職業が並べられている。
Feを主機能として持っていることが理由として大きいのは確かだが、
SF型全般に見られる特徴ともいえる。
但し管理力を問われるような職種もまま見られるため、
EJ型としての適性も特筆されるべきところであろう。
いずれにしろ他者とのコミュニケーションが希薄な職業の方が稀であるため、
幅広い職種に対して適応力を有するタイプであることは確かだろう。