[2019/06/27]

ENTJの適職

ENTJとENTJの適職とされている職業について考察・解説を行いたい。

CEO

ENTJのあだ名としてしばしば目にする形容である。 ビジネスや社会的地位に対する関心の強さは主機能Teに由来している。
 Niもあるため、 俯瞰的視野を持ち自律的に意思決定を行うことを好む。 組織の頂きに立ちながら影響力を行使する立場、 すなわちCEOにその適性が認められるということだろう。

起業家

前項のCEO同様、 主機能Teによるビジネスや社会的地位に対する関心の強さがその適性の根拠の一つといえる。
 またNiの俯瞰的視座と洞察力による先進性は、 Teとの相乗効果によって起業家精神へと昇華される。
 起業家への適性はNT型全般に見られるが、 とりわけTeを主機能に有するENTJは外界に働きかける意思と機会の両面において恵まれている。

弁護士

法が有する客観性、 弁護士という職業が有するステイタスなどはTeの性質と非常に相性が良いといえる。
 Niについては、 個人で自由に活動を行うことができる点において、 その自律性や個人主義的な側面が肯定的に働く。
 また法の概念やロジックを追求する過程で、 Niの有する多面的・抽象的視点が良きフィードバックをもたらすと思われる。

研究者

研究者に必要とされる探究心や知的好奇心という動機の観点、 洞察力や発想力といったものの捉え方の両面においてN型の特性が端的に生かされる。
 研究者は特に組織に属して研究を行う者のことを指しており、 その点において組織性を好むTeがアドバンテージになると思われる。
 また、 体系的なアプローチを好む点においてもTeが肯定的に働くと思われる。

都市計画

都市計画をシステム構築の観点から捉えればまさしくTe向きの場であるといえる。
 また都市の発展を考慮に入れながら実行計画を策定する上で、 俯瞰的視座及び長期的視点が要求されることは想像に難くなく、 Niの特性がダイレクトにアドバンテージになり得ると思われる。
 新たにシステムや体制を構築することにおいて、 16タイプの中ではINTJと並んで、 その適性が際立っている。

セールス

自身から積極的に人や物事に働きかけるというE型の気質が肯定的に働くと思われる。
 加えて、 成績やノルマなど結果に対してシビアになることが要求される点についても、 Teを主機能に持つこのタイプにとっては非常に適した職種の一つであるだろう。
 またプロセスにおける自由度の高さも、 結果至上主義的な側面を持つこのタイプにとっては歓迎される要素の一つである。

- まとめ -

全体を通して言えるのは、 自律性や個人の能力をシビアに要求される職業がほとんどであるということだ。
 逆に、 伝統や前任者のやり方を踏襲したり、 人間同士のつながりや連帯感を求められるような職種にはあまり適さないということだろうか。


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