[2019/06/25]
ENFPの適職
ENFPとENFPの適職とされている職業について考察･解説を行いたい。
教師（美術や演劇）
美術も演劇も自己世界の追求や自己表現欲求という点においてFiが肯定的に働き､
Neにしても抽象的･概念的な小難しさに対する理解やクリエイティビティの面でアドバンテージになると思われる。
基本の5科目に比べて個性や自由といったものが認められる･求められる科目であり､
その点においてもENFP向きの場であるといえる。
聖職者
NF型全般に聖職者としての適性が認められている。
直観と感情の組み合わせが精神世界の探求に適した性質を有しているということだろう。
E型なので現実主義的な側面を持っているものの､
一方では上記のようなNF型の特性によって､
理想や精神世界に強い理解を示す側面を多分に持ち合わせている。
医師、精神医学
とりわけ精神医学に関しては､
抽象的な問題にも理解を示し､
相手の心情に寄り添うという点でNF型の性質が肯定的に働くと思われる。
医師に関しても､
困っている人や弱者に対する慈しみの強いFiの気質が適性･動機の両面において認められる。
起業家
ENTP同様､
Ne主機能の性質がダイレクトに生きるケースといえるだろう。
但しこちらの場合はそのFiの気質により､
自身と同じ価値観や夢を抱くような､
言わば同士を募る形のプロセスを好むタイプであると思われる。
また人間同士のつながりを重視する一方､
Teによって既存の合理的手法に訴えかけるような客観性も有している。
ジャーナリスト
外向知覚機能が主機能であること､
つまり情報に対する感度に優れている点が1つ。
Neなので一面的な事実に囚われることなく､
多面的な捉え方の下､
多種多様な情報をその対象とする。
一方ではFiによって人や物事に対して主体的に関わろうとし､
取材やそれによる密度の高い情報収集の観点から肯定的な役目を果たすと思われる。
そもそも､
外界の様々な物事に対して好奇心を抱き､
積極的且つ主体的に働きかけるというENFPの性格自体にジャーナリズムを連想させる要素があるといって良いかもしれない。
- まとめ -
その優勢機能NeとFiの両方を同時に生かせるような職種が多く見られるように思う。
Ne主機能なので活動的で挑戦的な気質が反映されると同時に､
F型なのでやはり人と密接に関わることが求められるような職種に適性があるといったところだろうか。
現に起業家などビジネス的な要素を多分に求められる場合においても､
やはり人間性や理想を重視している。