[2019/06/29]
ENFJの適職
ENFJとENFJの適職とされている職業について考察･解説を行いたい。
教師
コミュニケーションに長け､
人間同士のつながりを何よりも要視する気質においてシンプルにその適性が認められるだろう。
また多面的な視点による理解力や可能性を尊重する性向は､
子供を教育する上でも充分にアドバンテージになり得ると思われる。
カウンセリング、カウンセラー
Feによって相手の感情を読み取り同化することで効果的なアプローチを辿ることができる。
加えてNiもあるため､
言外のコンテクストを拾い上げるような洞察力も充分にその診療の糧になると思われる。
やはりFeであることがポイントであると思われ､
個人的な価値観を尊重するFiよりも､
相手とその感情を一体化させるFeの方がよりその資質を生かせるということなのだろう。
俳優
価値観に対する理解力や感情表現の豊さ､。
また物事の本質的な側面まで深く把握する性質が､
役を演じる上で重要な要素となり得るということだろうか。
適性はともかくとして､
模範的で理想的な社交家の側面が､
人々をその演技で魅了する俳優のイメージを連想させるのは確かかもしれない。
社会科学（心理学、社会学、政治学）
発想力や知的好奇心に富んだN型の性質が科学に適してることは確かだが､
自然科学ではなく社会科学という点において､
特にこのタイプにその適性が認められるということだろう。
すなわち人間をその対象として扱う学問であるという点において､
Fe優位のこのタイプにアドバンテージが発生していると思われる。
人事
ESFJ同様､
人間関係の動向の把握し､
組織としてコンセンサスを得られるような決断を下せる人物としての需要があると思われる。
ESFJと異なるのは､
そのNiによって全体の俯瞰から組織の最適化を図るようなアプローチを好むところにある。
そういった性質がある種の寛容さとして働く側面もあり､
理想の上司として評価されることがままある。
政治家
人間関係の動向に聡く､
コンセンサスに向かって人や物事をまとめ上げることを得意としており､
政治力の観点で見ればシンプルにその適性が認められると思われる。
また複雑に入り組んだ人間関係や権力構造などに関しても､
俯瞰から全体を眺めることによって問題の中心を把握できるため､
冷静且つ的確な判断を行うことができる。
- まとめ -
ESFJ同様､
対人要素を多分に含む職業が並べられている。
但しENFJの場合､
自分を中心に物事を進めていくような立場にある職業が多い傾向にある。
柔和で地に足のついた性質を持つFeとは対照的な､
自律的で現実から遊離したような性質を有するNiがそういった面で影響を与えているということだろう。