[2018/12/23]
ENFJの性格 [Fe-Ni-Se-Ti]
外向機能は総じて他人と互いの認識や判断を共有しやすいという特徴があるが、
Feの場合は感情機能なので例えば相手の感情を読み取り共感する力に秀でている。
言わば外交機能の中でもとりわけ人間自体に意識が向いている機能といえる。
人の感情を容易に感じ取れるため、
この機能を優勢機能として持つタイプは円滑なコミュニケーションを得意としている。
特にENFJはこのFeを主機能として持っているため、
自分自身から積極的に交流を広げるコミュニケーションの名手である。
人間関係において調和を保つことを良しとしているので、
対立意見や批判といったものを自身に対する個人攻撃と捉えることがあり、
場合によってはその事でトラブルに発展する。
これはFeと対をなすTiが劣等機能であることに影響を受けている。
Tiは規則や他人の思惑など外的な要素の干渉を受け付けず独自に思考する機能で、
例えば他人の合意を得られずとも自身の意見を通したりする。
そういった点においてはまさにFeとは相容れない機能といえる。
補助機能Niは何が行われているかを五感以外の情報を得ることによって知覚する機能である。
俯瞰的視点より全体像を捉えたり、
隠された本質を見抜いたりすることが得意である。
そのため、
物事をロジカルに割り切ることは苦手であっても洞察力がよく働くので、
相手の人間性の本質や人間関係の複雑な部分を瞬時に把握することができる。
これに主機能Feも相まって、
理想的なリーダーとして周囲から支持を集めることが多い。
NF型全般に見られる人の可能性と価値観を尊重する理想主義的な側面も上記のような評価と強く結びついている。