[2019/02/17]

ISFPの代替機能

趣味人

Fiは個人的な価値観をもとに物事を判断する機能で、 平たく言えば感性や単純に好き嫌いなどといった価値観に従う機能である。 その対象において重視されるのは物理的・肉体的なものであり、 自身の内面を表現する際も具体的な方法を取る。 これは補助機能のSeが五感で把握できるものを重視する知覚機能であるからである。 なのでマイペースな趣味人というのがISFPの典型像であろう。
 人間関係においては、 Fiによって他人と調和的かつ友好的に接し、 Seなのでとりわけ行動を通したコミュニケーションを好む。 FiとSeの相互作用によってとりわけ美的感覚に優れ、 ファッションなど自身の感性を発揮できるものにこだわりを見せる。
 以上のように、 豊かな感性を持ちながらも現実主義的で良くも悪くも消費者としての側面が強いタイプである。

創造性と生産性

Niは創造性に関わる機能でもあり、 自己世界を追求するFiとの間で良き相乗効果を生み出す。 通常Fiの感性や好き嫌いは、 Seによって物事の具体的な部分にフォーカスされた表現方法を取る傾向にある。 しかし、 Niの洞察やインスピレーションによって、 より豊かな方法で自己表現を行うことができる。 これは自身が本当に求めているものを知覚しているということであり、 つまりはFiの欲求のより深い部分にアプローチするということでもある。
 また、 劣等機能Teと補助機能Seの組み合わせにより、 消費者としての側面を強く持っているのがISFPの主な特徴の一つだが、 Niがもたらすクリエイティビティによって生産性を見出すことにもつながる。

ネガティブな影響について

Fiが自己世界を追求する機能であることは先述した通りだが、 代替機能のNiがマイナスの影響を及ぼすことで、 自身の世界観や価値観に対して固執するようになる。 これはNiが確信的なインスピレーションを知覚する機能であることが影響している。 もともとTeが劣等機能である上、 通常のようにSeの現実感が上手く働いていないため、 外部の干渉を受け付けない状態にある。


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