[2019/02/04]

ESFPの代替機能

計画性

Seを主機能に持つとはすなわちNiを劣等機能に持つということである。 なので長期的な視点に欠けているという特徴が自分の首を絞めることがある。 加えて補助機能がFiであるためこの点でも計画性の乏しさに拍車を掛けていると言わざるを得ない。
 よってこの場合の代替機能Teの役割とは、 ESFPに計画性を付与することといえる。 例えば、 スケジュール帳の使用などによってESFPのランダムな行動を上手く制御することができるだろう。

社会性

Fiは自身の価値観を重んじており、 そのため良くも悪くも社会性に欠けているという特徴を持っている。 正反対の機能であるTeが外的な根拠により物事を判断する機能であることからもそれが窺える。
 よって代替機能Teが、 ESFPの奔放な行動に社会的な視点を付与することで、 ESFPがより広くより確かに周囲や社会に受け入れられるようになるのである。 なのでこの場合の代替機能Teは、 補助機能Fiをフォローする機能としての意味合いが強いといっていいだろう。 無論、 パブリックイメージを意識する主機能Seにも良い影響を与えていることも確かではある。

ネガティブな影響について

Seを主機能に持っていることから、 元来よりESFPは事実を重んじる超リアリストなタイプである。 これが代替機能Teとの相乗効果によって、 極端に事実に偏った思考に囚われることがある。 普段の柔軟的な態度(P型)の良い部分が打ち消され、 Teの断定的な性質が悪目立ちし頑なな態度に打って出る。
 ESFPはP型の例に漏れず規則に無頓着で、 良く言えば寛容で優しいタイプである。 その特徴はFiによる個人の価値観の尊重によるところも大きいが、 Fiが満たされない場合はその特徴がかき消されることになる。 例えば、 責任者の立場に立ったことで私的な感情を排する必要に迫られた場合、 或は単純に相手に対して嫌悪感を抱いている場合などがそうである。 こういった場合、 Teによって過度に規則に厳しくなったり、 他人に批判的になったりする。 いずれの場合も補助機能・代替機能の双方の良さを潰しあう結果となってしまう。


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