[2019/02/06]
ENFPの代替機能
論理性・組織性
Neの開放性とFiの感性を併せ持つENFPは、
どんな物事にも可能性を見出し人を大切にする理想主義的ロマンチストである。
一方、
ENTPと同じくSiを劣等機能として持っているため、
物事を最後までやり遂げないことが多いという側面を持つ。
加えて、
Fi優勢なので夢やアイデアを実行に移すために計画を立てることも苦手としている。
すなわち、
夢に溢れ発想や人間性に恵まれている一方で、
物事をロジカルに判断することが苦手な部分がENFPの課題の一つといえる。
アイデアの具現化
Teが夢やアイデアの具現化の一助になるというわけだが、
具体的にはどのような点でポジティブな影響を与えるのだろうか。
一つは実現可能性の検討が挙げられる。
主機能Neは現状に囚われないからこそ発想力に恵まれているわけだが、
Neによってかき集められた情報にジャッジを下すのは基本的には自身の個人的感性や好き嫌いなどFiとなっている。
先述した通り論理性や計画性に乏しく、
言い換えれば優勢機能にのみ頼ることは実現可能性を未検討のまま実行に移すということでもある。
なのでこの場合における代替機能Teの役割とは、
ENFPに客観的な判断力を付与することである。
夢と理想のエネルギーを現実世界において発揮するために、
代替機能Teを有効に活用することが求められる。
他には、
Teが組織行動に対する意識を補強する作用がある。
これはTeが外的な枠組みの下、
命令系統を構築することを得意としているからだ。
とはいえ優先されるのはあくまでも優勢機能であるNeとFiである。
なので例えば、
夢や理想を実現できる仕事に就くことで組織に適応できたり、
自身の理念に共感する仲間を集めて起業したりすることがその好例といえるだろう。
ENFPに限らず全てのタイプに言えることであるが、
優先されるのはあくまでも優勢機能であり、
発達の遅れる代替機能とどのようにして上手く付き合っていくのかということが課題といるだろう。
ネガティブな影響について
Teのネガティブな影響として、 例えば他人に対して批判的に振る舞ったりすることなふどがそうであろう。 Fiによって自身の意見に強く偏ると同時にTeによって論理武装して他の意見を拒む。