[2019/01/16]

ISTPとISFPの違い

今回はISTPとISFPの違いについて考えていきたい。 積極的に自己主張をしないもののよく見かけるタイプであると思われる。 今回も比較的容易に見分けることができる組み合わせではないだろうか。

意外にも世間に受け入れられる

IとPを有するISTPとISFPは主機能に内向判断機能を持っている。 外向判断機能が劣等なので、 世間的な物差しで考えたり客観的な価値観を持つことを苦手とする。 そういったものよりも自分の価値観や論理に従って動くことを好む。 平たく言えばマイペースに生きたがるタイプである。
 このような特徴を持つISTPとISFPであるが、 意外にも世間に受け入れられやすいといった側面がある。 これは主に補助機能Seの影響が大きい。 独特の価値観や論理自体は他人に理解され難いが、 関心事は現実的な物事であるため外から見たときに理解しやすいというわけである。 また、 I型かつP型であるので強い自己主張や押しつけがましさが見られない部分も世間から受け入れられやすいポイントの一つであると思われる。

一匹狼の実力主義者 ISTP

主機能をTiに持つISTPには一匹狼という言葉が似合う。 TP型は全般的に一匹狼的な側面を持っているが、 とりわけこの表現が似合うのはISTPであると思われる。 なぜなら、 あくまでも現実社会を生き抜こうとする(Se)姿勢があるからである。 外界のルールや制約を嫌う(Ti)一方で、 自身のロジックを現実的な形にしなければ意味がない(Se)とも考えている。 言い換えれば、 遵法精神に欠けている分、 結果に対しては他のどのタイプよりもフェアな考えを持っているタフで実力主義者な側面がある。

自由気ままな野良猫 ISFP

主機能がFiなので、 社会的価値観・規則などに縛られず自分の価値観に従って自由に生きたいと考える。 Seが補助機能なので価値付けを行う対象は専ら目で見て手で触れることのできる有形の物になる。 自由でマイペースに活動を行っているが、 何を欲しているかは明確であるという点で今回は野良猫に喩えさせてもらった。 また、 野良猫は人間に危害を加えるというよりも比較的人間に懐きやすいという習性があり、 このあたりもISFPが周囲からよく愛される人物が多いこととよく似ている。
 ごくマイペースな側面(主機能Fi)と現実によく馴染む性質(Se)のバランスが程よく保たれており、 それ故に世間に受け入れられやすい人物が多いということであろう。

人間関係と自立心

ISTPは人間関係において意識的に他人と距離を置きたがる傾向にある。 これはFeが劣等機能で、 コミュニケーション特に情緒的な側面のやり取りを苦手としてるからである。 人間関係に対してある種の生真面目さのようなものを強く持っていると言える。
 対して、 ISFPはむしろ人と自然体で接することのできるタイプである。 これはTeが劣等機能であるため、 人に対して肩書などで判断しないといったある種の気さくさがあるからである。
 また、 自立心の強さも人間関係に影響を及ぼしている要素の一つである。 何事においても自分頼みのスタンス(主機能Ti)のISTPは元来人に頼ることが苦手であり、 このことも人との距離感に影響を与えてる要因の一つである。
 ISFPの場合、 ISTPのような強い自立心や不器用さは見られないものの、 平和主義でお人好しな側面を他人に利用されてしまうといった側面がある。 ISTPと比較すると良くも悪くも容易く人を受け入れてしまう傾向がある。


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