[2019/01/23]

ISFJとISFPの違い

今回はISFJとISFPの違いについて考えていきたい。 ここまで見てきて改めて思うのは、 JとPの違いはより内面的な部分に表れるということである。 逆に外面的な部分からは明確な違いを読み取ることは容易とはいえない面もある。
 つまり、 JとPが違うタイプ同士は単に表面的な部分を追いかけただけでは、 その違いを見分けることは少々難しいかもしれないとうことだ。 むしろその言動の裏にどういった動機が隠されてるかを探ることがタイプを見分けるポイントであると再確認させられた。

生真面目な平和主義者 ISFJ

主機能にSiがあるので非常に几帳面で規則をよく守り節度を保った行動を心がける。 補助機能のFeは他人との積極的なコミュニケーションを促す。 とはいえI型なので基本的には控えめなスタンスを取っていることが多い。
 このようにISFJは生真面目で平和主義なタイプであるといえる。 FJ型は全般的にその人間性を評価されることが多いが、 中でもISFJはいわゆる等身大の「良い人」といったイメージが適当ではないかと思われる。

気ままな趣味人 ISFP

主機能のFiによって人や物事を好き嫌いや感性で判断する。 補助機能がSeなので五感で把握できる物事が関心の対象になりやすい。 Teが劣等機能なので社会的地位や時間間隔といったものには無頓着な傾向がある。 平たく言えば趣味に生きる自由人タイプといえる。
 また、 気ままながらも他人を拒まない柔和な側面もあるため、 実際には世間に受け入れられやすいタイプでもある。

マイペースさ

マイペースさがISFJとISFPの違いを考える上での最も大きなポイントといえるだろう。
 主機能を比較した場合、 ISFJはSiなので生真面目で公私問わず緊張を解くことを苦手としている一方、 ISFPは主機能がFiであるため何事にもマイペースに取り組むといった違いがある。 例えば、 プライベートにおいても予定や計画を立てて行動するISFJに対し、 公的な場においても気ままに振る舞ったりするISFPといった違いがみられる。
 また、 ISFJの補助機能Feからも上記のような違いを見ることができる。 Feを使うことによってISFJは人一倍空気を読んだり他人に合わせて振る舞い、 TPOに応じて自ら積極的にコミュニケーションを図ろうとしたりする。 良くも悪くも愛想笑いが得意な、 いわゆる日本人のステレオタイプのような人物が多い。
 対してISFPは、 補助機能がSeであるため適度に空気を読むものの、 さほど他人に合わせて振る舞うタイプでもない。 また、 FiとSeの組み合わせによって趣味や遊びなど行動を通して人間関係を構築する傾向が強く、 コミュニケーション自体にもやや偏りがあるといえる。 なのでISFJのようにTPOに応じた適切なコミュニケーションはそれほど得意ではなく、 人間関係においては全般的に控えめで良くも悪くも来るものを拒まない受身なタイプといえる。
 やはりISFJとISFPにおいてもJ型とP型の違いは如実に表れているといえよう。 規範型(J型)のISFJは常に全体の中における個人という意識を強く持っているのに対して、 柔軟型(P型)のISFPは独立した個人の立場から状況に即するといった違いを見ることができる。


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