[2019/01/28]

ESFPとISFJの違い

今回はESFPとISFJの違いについて考えていきたい。 向性と態度の両方が異なっていても、 知覚と判断を共通するため内面的な部分では似ている面を持っている。 とはいえ向性と態度の違いは対外的に表れるため、 今回もその違いについて解説していきたい。

行動様式

ESFPはSeを主機能に持つため好奇心旺盛で行動的なタイプである。 これはSeが外向知覚機能で物理的な体験・経験に開放的であることに由来する。 やはりP型であるため、 たいていの場合において行動する前から断定することはせず、 とりあえずやってみようという態度を取る傾向にある。 また、 主機能Seとともに補助機能Fiを持つため多趣味なタイプでもある。
 ISFJは主機能がSiであるため何事においても慎重に行動する堅実なタイプである。 経験に開放的なSeとは反対に、 新しい物事には尻込みする傾向があり、 そういったものよりもむしろ日常的で馴染み深い物事を好む。 また、 主機能Siに補助機能Feが合わさるため、 自身が所属するグループや他のメンバーに対してよく尽くすタイプである。

人間関係

ESFPは社交的でお喋りな人物が多いが、 Seであるためあくまでも行動によるコミュニケーションを好む方である。 Seを主機能に持つため自己アピールが上手な目立ちたがり屋なタイプでもある。 そういった派手で陽気なイメージとは裏腹に、 Fiを持つため意外にも繊細な一面を持つ。 そのため、 基本的に積極的な性格ではあるものの、 他人に対してはかなり柔らかい対応を心掛けており、 実際には人望に恵まれるタイプでもある。
 ISFJはESFPとは反対に目立つことを人一倍嫌う控えめなタイプである。 一方、 Feを持つためコミュニケーション力に長けており、 こちらのタイプも人望には恵まれている。 とりわけその誠実さや気配り上手な面を評価されることが多い。

仕事

ESFPはSeによって身体能力に優れた面があり、 実際に身体を使う仕事を選ぶことが多い。 Fiもあるため服飾・美容関係など美的センスが活きる職業を選ぶことも多い。 またある程度のキャリアを重ねても、 管理者としてオフィスの中での事務仕事をすることより、 現場で活動的に仕事することを好むタイプである。
 ISFJはSiによって権威的で保守的な仕事を好む、 いわゆる安定を重視するタイプである。 また、 Si-Feであるためリーダーとして周囲を率いるのは苦手であり、 むしろサポーターとして周囲を縁の下から支えることを好む。

不健全時

ESFPが不健全な状態に陥った場合、 主機能Seのネガティブな側面が強調される。 すなわち過度に快楽に溺れたり、 物事の表面的な事実に囚われたりする。 また劣等機能のNiによってネガティブな妄想に取り憑かれたりする。
 ISFJの場合Siによって普段以上に頑固で融通が利かなくなり、 自身の経験外の物事を強く拒否し引きこもる。 また、 SiとFeによって他人にひどく依存的になって自身で決断することが難しくなる。 劣等機能Neがネガティブな作用を起こし、 将来に対して過度に悲観的になったりする。


category:MBTI

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