[2019/02/01]
ENFPとINFJの違い
今回はENFPとINFJの違いについて考えていきたい。
行動様式
ENFPはNを主機能に持つため、
16タイプの中で最も内向的な外向型と呼ばれている。
主機能NeかつF型なので社会的な成功よりも純粋に新奇性のある物事に惹かれる。
EP型の例にもれず何事も試してみたくなるタイプである。
そうすることで自身の新しい側面を探求(Ne-Fi)している。
INFJは主機能Niによる理想やビジョンを具現化(Se)させたいと考えている。
Niによる優れた洞察力は補助機能Feによって人間関係に影響を与える。
例えば、
まるで超能力のように人の心を掴み、
カリスマ的なリーダーとして祭り上げられたりする。
人間関係
ENFPはNeによって奔放で気の利いた会話をすることが得意である。
補助機能にFiがあるため同じ価値観を持った友人や仲間を求めている。
代替機能TeもあるのでENFPが中心となりグループを率いて大きな物事に挑戦(Ne)しようとする。
但し、
他人を巻き込む魅力に溢れる一方で、
Siが劣等機能なので物事を最後までやり遂げないことも多い。
INFJは補助機能Feによって自分から積極的に他人に関わる社交的な側面がある。
しかしながら主機能にNiを持つため、
実際は自身の恵まれた知性を理解してくれるような友人を求めている。
また、
Niに加えて代替機能にTiもあるため議論が得意な側面も持っている。
仕事
NeとFiを優勢機能に持つENFPは仕事において金銭面にあまりこだわらない。
そういったものよりも自分が熱中できるものを仕事にすることが多い。
また、
主機能がNeなのでマーケティング職などにも適性がある。
実際に起業するENFPが多いように、
とくにもかくにもクリエイティビティが求められるような職業が良いと思われる。
INFJはNiとFeの組み合わせによって人を教え導くような職業に適性がある。
例えば、
教師などといった聖職者やカウンセラーなどの福祉的な職業がそうである。
また、
理想を追求する面から非営利法人・団体における活動を好んでいる。
他には、
自身のイメージやビジョン(Ni)を具現化(Se)する芸術の分野にも適性がある。
不健全時
ENFPが不健全な状態にある時、
劣等機能Siの影響で普段とは正反対に些細なことに執着する。
Fi-Teにおいて妄想的で攻撃的な態度に出る場合もある。
INFJの場合、
主機能Niによって非現実的なアイデアに執着を見せることがある。
Tiと合わさることで人々から距離を置き批判的な態度で臨む。
また、
劣等機能Seによってスリルに溺れたり、
過度に酒食に耽ったりする。