[2018/12/19]
8つのアルファベット
MBTIにおけるEやSなど8つのアルファベットの意味について簡単に解説したい。
そもそもMBTIのタイプは例えばESTJといった具合に4つのアルファベットで表されている。
またアルファベットを決める基準も存在し、
それぞれ向性(E/I)、
知覚(S/N)、
判断(T/F)、
態度(J/P)となっている。
・「向性」とは、
どんなところで情報を得たり決断したりするかといった言わばモチベーションの源となる方向性といったところだ。
外向性(E型)と内向性(I型)に分かれる。
- E型 -
人や行動といった外界における物事がエネルギー源となる。
傾向としては「声が大きい」「考える前に行動したり話をする」などといったものがある。
- I型 -
考えや着想といった内界(内面)における物事がエネルギー源となる。
傾向としては「内省的」「行動する前に考える」などといったものがある。
・「知覚」は、
得た情報のどのような部分を重視するかという点で感覚(S型)と直観(N型)に分かれる。
- S型 -
具体的な事実や五感で楽しんだりすることを重視する。
地に足の着いた実務的な性格の持ち主となる。
- N型 -
本質的な部分や可能性・関連性を重視する。
理屈っぽく想像力に富んだ性格の持ち主と言える。
・「判断」とは、
集めた情報について決断を下す機能である。
思考(T型)と感情(F型)に分かれる。
- T型 -
理屈を重んじ客観的な立場から決断を下すことを好む。
頑固やクールといった言葉が似合う人が多い。
- F型 -
気持ちを重んじ主観的な立場から決断を下すことを好む。
決断が人に与える影響を重視し情け深いといった言葉が似合う人が多い。
・「態度」とは、
情報を集めたり決断を下したりして他人とかかわりを持つときに言葉や行動に表す態度。
人間関係に緊張をもたらす要素とされている。
規範(J型)と柔軟(P型)に分かれる。
- J型 -
一定の枠組みや決定することを重視する。
計画的・管理的で決断力がある人とされる。
- P型 -
決定を下すことや枠組みにとらわれることよりも状況に柔軟に対応することを重視する。
臨機応変で融通の利く人とされる。