[2019/06/04]

ISFPのあだ名

アーティスト

主機能のFiによって自分自身の中にある価値観に従って物事を判断する。 平たく言えば好き嫌いや感性といったものを重視するタイプである。 アートを考える上で、 自己世界の追求は重要な要素の1つだと思われるが、 まさしくこのFiによって自分の内なる価値観と向き合うことになる。 独自性に富み芸術家肌な側面を持つタイプである。
 故に通常ならば他者の理解を得にくいという性質があるが、 ISFPに関してはむしろ人々に受け入れられやすい傾向すらある。 なぜなら補助機能としてSeを有しているからである。
 Seは五感で知覚できる物事に重きを置いている。 そのためISFPは関心の対象・表現方法の全般に渡って実に具体的で明快なプロセスを辿ることになる。 この補助機能による影響によって、 同じ主機能を持つINFPとその性格や他者に与える印象が大きく異なっている。
 アート面においても補助機能Seによる表現力は必要とされるものであると思われるが、 代替機能Niも異なった面で影響を与え得るだろう。 例えば創造性や想像力がNiによってより豊かなものへと昇華させることなどがそうである。
 まとめると、 主機能にFiがあることによって恵まれた感性や豊かな自己世界を有する。 それらは基本的にSeによって具体的な方法で表現され、 他方ではNiによって豊かなイメージを展開させる。 上記の観点からアーティストという形容の妥当性を窺うことができる。

調和を願う職人

Fiが人の価値観を重視することについては先に述べたが、 そのことに由来して他者との衝突を避けたがる調和的な性質も持っている。 これはFe的な一体感を求める積極的なコミュニケーションとは異なり、 どちらかといえば個々人の自由を尊重するような多様性・独立性を有している。
 一方のSeは比較的ストレートに職人に求められる性質を有している。 物事のありのままを詳細まで知覚し、 先に述べたように具体的な表現方法を用いる。
 今回の調和を願う職人というあだ名はISFPの特徴を端的に表現したネーミングであるといえる。

自然児

自然児という形容は主に2つの機能に起因する。 1つがTeを劣等機能として持っていること、 もう1つがSeを優勢機能として持っていることである。
 Teが劣等機能であることで、 例えば社会システムやその他規範的な物事に囚われないという特徴を持つ。
 その一方では、 Seによって物質的なものを重視するリアリストの側面も携えている。
 つまり、 システムや規範といった類のものは原理原則という点において実体のない概念であり、 それはISFPにとってのリアル(Se)とは異なっているという解釈である。
 あとは単にFiが有する自然や動物に愛情を向けやすい性質なども自然児の形容を連想させる要素の1つであろう。


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