[2019/06/03]

INTPのあだ名

論理学者

Tiが思考機能なので論理性を重視した判断を好む。 内向機能でもあるので主観的な性質を持つ。 すなわち論理の整合性や対象の理解に対して強い意識を向ける。
 同じ思考機能であるTeのように一般的・体系的な尺度を用いて物事を測った上でアウトプットするというよりも、 より正確に分析・検討するために内省するといった趣を持つのがTiにおける思考となる。
 INTPをもって論理学者と形容する上でNeも欠かせない要素である。 Neは物事の関連性や本質を捉えることを得意とし、 故にあらゆる可能性を見出そうとする。
 INTPの場合このNeが主機能Tiのもとで働くことになる。 つまり、 己のロジックの整合性や正確性を証明するために際限なく可能性を考慮することになるのだ。 まるで思考の海を漂い続けるかの如く限りなく考え続けるのがINTPの大きな特徴の1つである。 論理学者というあだ名はまさしくINTPの思考そのものに意義を見出す性質を的確に捉えた表現といえる。

考えにふけってうわの空の大学教授

このあだ名も前項の論理学者と似たものがあるが、 今回は特にINTPが16タイプの中でも一際内省に時間とエネルギーを費やすタイプであるという点について示唆した表現であると思われる。
 内省的な性質を多分に持つということは、 言い換えればアウトプットが控えめなタイプであるということである。
 この傾向は特にNeの影響に依るものとされる。 なぜならNeが肉体的・物理的な側面に価値を見出していないからである。 事実そのものよりも事実同士の関連性や包括する意味に焦点を当てている。
 同じ主機能Tiを持つISTPが現実世界において精力的に活動するのとは対照的である。 現実における行動に焦点を絞るISTPは考えたら即座に行動として何らかのアウトプットがなされる。
 今回のあだ名は、 内向思考機能Tiを主機能に持ちながら、 物事の抽象的・観念的な側面に焦点を当てるNeを補助機能に持つINTPにこそ相応しい表現であるといえるだろう。

独創的に問題を解決する人

大まかには、 TiとNeの両方に独創的な要素が有ることがポイントとなる。
 まずTiについて、 T型であることから問題解決がモチベーションになり得やすいという点が1つ。 加えて、 内向機能なので体系的な枠組に囚われず、 純粋に論理の整合性・正確性を追求する。
 Neにしても、 定説とは異なるアプローチを試みる傾向にある。 物事の関連性や本質を捉えることで可能性や全体像を知覚する。 外向機能でありながら主観的で抽象的な要素を多分に有するという点において独創的であるといえる。
 最後に、 主機能にTiがあること、 すなわち自身の判断を最も優先事項として扱うという点において今回のあだ名が採用されたものと思われる。


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