[2019/05/25]

ESTJのあだ名

幹部

主機能のTeは客観的事実や体系的枠組に沿って物事の判断を行う機能である。 職務に当たっては組織活動を好み、 業務を滞りなく遂行させるために難なくリーダーシップを発揮する。
 補助機能としてSiを持つため、 階級や権威に対して強い意識を向けている。
 このTeとSiの合わせ技により、 ESTJは16タイプの中で最もステイタスを重視する、 いわゆる出世主義者が多い。
 ESTJと同じ主機能を持ちながらもNiを補助機能として持つENTJは、 ステイタスを得ることよりも中枢人物として実効的な権力を握りたがる方である。 Siを持たないので優等生然としたタイプではなく、 社会的評価に敏感な一方、 そのプロセスにおいてあまり人目を気にしない。
 また、 ESTJと同じ優勢機能を持つISTJの場合、 社会的評価を得ること(Te)よりも権威が保たれた状態を好む(Si)ため、 地位や名声よりも安定や信頼といったものに重きを置いている。

現場監督

先述したようにTeが優勢なので組織的に動くことを好み、 主機能としてTeを持つため難なくリーダーシップを発揮する。
 補助機能のSiは物事を手順通りに行うことを好み、 マニュアルの類を重視する。 また細かい部分にもよく気がつく実務家でもある。 Siを優勢機能として持つタイプは組織に置いて従属性の高さを有する一方、 トップに立ち重要な決断を下すのは苦手としている。
 このようにTeとSiには、 互いに正反対の性質を有している側面がある。 この一見矛盾した組み合わせから生じたあだ名がまさしく「現場監督」である。 すなわち、 上手く現場を取り仕切りながらも、 おおよその設計図やテーマは用意されたものに従うといった性質の形容であると思われる。

人生の管理者

主機能Teによって相手が人であれ物であれシステマチックに管理することを好む。 これはTeが客観的な立場から物事を判断するのを得意としていることによる必然といっていいだろう。
 補助機能Siは決められた手順に沿って物事を進めることを好んでいる。 物事において直接関連性のある箇所に注意を払い、 誤った箇所を発見し修正することなどを得意としている。
 Neと対をなす機能で、 何事も過去を参照するため未知の可能性を軽視し、 とりわけ予想外のアクシデントに対処することは苦手である。 しかしながら、 過去を参照するからこそ堅実な計画を立てることができるのも事実である。
 前項とは対照的ながら、 TeとSiは上記のような類似性も持ち合わせている。 特に、 大抵の場合において計画性を持って事に当たり、 自身の管理下に置きたがる性質を共通している。
 ESTJの場合、 判断機能(Te)が主機能にあるという点で「人生の管理者」という形容がふさわしいものと思われる。


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