[2019/09/10]
サザエさん (アニメ)
今回は国民的アニメであるサザエさんのキャラクターについてタイプ判定を行いたい。
キャラクターは、
フグ田サザエ・磯野カツオ・磯野波平・フグ田マスオ・磯野ワカメの5名を取り扱う。
フグ田サザエ [ESFP]
- 指標 -
向性(E/I)について、
気さくで社交的な一方、
そそっかしさが目立つといった風で、
思案より行動に重きを置く典型的E型のキャラクター。
逆に内省的であったりマイペースな部分はあまり見られない、
やはりE型が明快なキャラクターである。
知覚(S/N)について、
理屈っぽさや想像力豊かな側面はあまり見られず、
むしろシンプルな事実や行動を重視しており、
比較的明快なS型といえる。
判断(T/F)について、
サザエについて唯一微妙な部分となっている。
元気が良く、
一見すれば人間関係の対立をそれ程厭わないようにも見え、
その点ではF型というよりもT型らしい所ではある。
但し物事に理屈付けしたり、
白黒を明確化させたがる性向は見られないため、
結局はF型が妥当な線だと考える。
態度(J/P)について、
衝動的で状況に左右されるなどP型が分かりやすく、
逆に計画性には欠けるなどJ型は遠い。
強いてカツオに対して高圧的な面はJ型的だが、
このあたりは弟つまり身内に対する無遠慮さや安心感の範疇に収まるだろう。
- 機能 -
行動主体の気質が前面に出ており、
またお世辞も含め容姿などに関するストレートな評価に弱いなど、
Se主機能が明快なタイプといえる。
とにかくシンプルさを好み陽気なキャラクターで、
やはり主機能Seが妥当な線だろう。
一方で補助機能Fiは中々見えにくく、
強いて言えば協調的・平和的な側面はそれらしい箇所だろうか。
細かい部分で言えば、
学歴を特別視しない教育方針はFi的ともいえる。
例えば(Fe-Si)には見られない傾向ではあるため、
消去法的な観点からもそういうことなのだろう。
Teに関しても正直な所あまり印象にないと言わざるを得ない部分はある。
まあ平等さよりも公平さに重きを置くようなタイプに見えなくもないため、
そのあたりはTe的だろうか。
劣等機能については、
計画性に乏しく衝動的に行動する、
理屈や抽象的な物事があまり得意でないなど比較的Ni劣等が明快といえる。
磯野カツオ [ESTP]
- 指標 -
向性について、
腰の軽さ、
口の達者さ、
社交性などE型が明快なタイプ。
逆にI型を思わせる内省的な面は見られない。
知覚についても比較的明快で、
想像力や理屈に傾くより、
さっさと行動として対処することを好むS型(特にSe)である。
思いつきの多さや知恵が回る面などにおいてN型を思わせなくもないものの、
決定打としては不十分。
第一S型が決断を思いつきや知恵に委ねないわけでもない。
判断について、
はっきりと前面に出てこそいないが、
損得勘定に聡く、
状況を一歩引いたところから眺めるといったように、
T型が比較的明快な方である。
逆に感情に基づいた判断はあまり見られない。
態度について、
臨機応変さ、
当意即妙の話術、
状況に即応する腰の軽さ等々、
P型が明確といえる。
フィクションとはいえ、
ここまでP型の気質が明快なキャラクターも珍しいのではないか。
一方計画性に乏しく衝動的な行動が散見されるなど、
J型の資質もまた分かりやすく欠けていることがわかる。
- 機能 -
腰の軽さ、
パワーバランスに対する聡さ、
物質・体験的な物事が動機付けになる性向などSeがよく目立っている。
忙しなく行動しては騒動を巻き起こす、
まさしくSe主機能のトラブルメーカーESTPといったところだろう。
補助機能についても、
感情に振り回されるというよりは、
独自思考で突っ走って浮き上がってしまうといった方が適当で、
比較的Tiが分かり易い方ではないか。
人間関係をはじめ、
物事に対しては比較的ドライな方であり、
そのあたりもT型らしい側面といえる。
その一方で上手くコンセンサスを形成する所もあり、
Feを使用しているのもよく窺える。
逆に自分自身の内的感情を重視するそぶりはなく、
その点でもやはりFiではなく(Ti-Fe)が妥当であろう。
また目先の物事・利益に突き動かされやすく、
計画性に欠けているなどNiを劣等機能として有していることも明快である。
総じて分かりやすいESTPのキャラクター像となっている。
磯野波平 [ESTJ]
- 指標 -
向性について、
声の大きさ、
押しの強さ、
オン/オフ問わない社交性といった具合にE型が明快なキャラクター。
厳格で頑固な印象の強い波平だが、
実際は付き合いが良く、
内に籠る方ではない。
知覚について、
事実に重きを置く物事の捉え方が明快で、
逆に言えば解釈の余地をはさむことは少ない。
カツオに対してしばしば雷を落としているのも、
そのあたりの生真面目さに由来している部分が大きいと思われる。
判断について、
カツオに対してよく怒鳴りつけるからといって、
感情的だからF型であるというわけでもない。
なぜならば規則等に厳格で白黒を明確にさせたがる気質が根本にあることが窺え、
むしろそれはT型(特にTe)の基本性向であるからだ。
態度について、
特にカツオとのやり取りにおいて断定的で高圧的な振る舞いからは、
端的な形でJ型の性向を見て取ることができる。
親としての立場における振る舞いの一つという見方も勿論あるだろうが、
身内相手であればこそ本来の自身の資質がよりストレートに表現されると考える。
- 機能 -
Teが前面に出ており、
まさしく波平の厳格で頑固なイメージの核といえる。
規律正しく、
それを厳格な態度をもって他者(特にカツオ)にも要求する、
Te主機能然とした人物像。
規律正しい面に関してはSiの影響に依る所も大きく、
逆に言えば自律的で自分の中にあるイメージを重んじるNiから遠いことを示唆している。
上記のように規律や結果(カツオのテストの得点)に厳格で、
客観的評価水準を重要視する部分は実にTeらしい所であると同時に、
Fiが劣等機能であることが充分に理解できる所でもある。
フグ田マスオ [ESFJ]
- 指標 -
向性について、
他のキャラクターに比べればEかIか微妙な部分があるものの、
よく観察すれば比較的明快にその性向を見て取ることができる。
例えば受身で強く自己を主張しない面はI型的にも思えるが、
基本的には気さくで分け隔てなく接するタイプであり、
また人見知りしたり引っ込み思案な部分なども見られない。
上記のような側面たちをを総合すればE型が妥当な線だと考えられる。
知覚についてはS型が明快というよりも、
N型を思わせる描写に乏しいといった所だろうか。
判断についてはF型が明快なタイプであろう。
理屈上の正しさよりも、
明らかに人の和に重きを置いており、
それらを乱してまでも自分の意見を押し通そうという所は見られない。
態度については意外ではあるがJ型となっている。
受容的で人に合わせる面などはP型を思わせるものの、
基本性向には模範的・計画的な資質があるように思われる。
合わせ上手ながらも実は衝動的な行動は少ない方であり、
J型特にSJ型の性向が比較的明快なタイプといえる。
また合わせ上手な面はFe優位が明快であるという見方が妥当な線だろう。
- 機能 -
とかく人の和を重んじる性向が明快なキャラで、
言わばFeが主張的である。
Feが主張的である一方、
自分自身の感情判断に従う面(Fi)はあまり見られず、
やはり感情判断を外向しているタイプといえる。
また保守的で堅実な性向からはSiが明快といえ、
逆に自律的で理想主義的な面(Ni)は見られない。
優位機能(Fe-Si)が明快なESFJのキャラクターといえるだろう。
人や物事を突き放し、
割り切って考えることが苦手としており、
そのあたりはTiが劣等機能であることを示唆している部分でもあるだろう。
磯野ワカメ [ISFP]
- 指標 -
向性について、
とりわけ口下手であったり付き合いが悪い面は見られないが、
内省的で自分自身に関心を持ちやすい面などからI型が妥当な線であると考えられる。
動機付けやエネルギーの源泉をどこに求めるのかという点が要であり、
必ずしも社交的=E型の図式が成り立つわけではないという好例ともいえる。
知覚について、
折り紙やおしゃれなど物質的な物事に関心が向きやすく、
比較的S型が明快な方ではないだろうか。
イメージ豊かな面がN型を思わせなくもないが、
意外なアイデアで問題解決に導いたり、
可能性に没頭するあまり注意散漫になったりするといった言動は見られず、
決定打には欠けている。
判断についてもF型が明快であると思われる。
友好的な雰囲気や人の気持ちに重点を置いており、
逆にそれらを犠牲にしてまでも事実や理屈上の正しさにこだわる人物ではない。
態度について、
例えば将来の夢が頻繁に変わるといったように、
明確に方針を立てることを好まず、
状況に応じることを優先するP型の性向が分かりやすい人物である。
受容的で、
自身の判断を他人に押し付けることはなく、
あくまでも平和でマイペースなISFPの恒例のような人物。
- 機能 -
動物や子供など弱い者に友好的で優しい面を持ち、
逆に人を突き放したような理屈っぽさは見られず、
内向判断機能がFiであるのは妥当な線であろう。
一方現実を冷静に観察し的確に対処するSeが補助機能として働いている。
このあたりの適応力の高さというか小回りの良く聞く感じは、
NeよりもSeをより強く思わせる部分である。
また劣等機能に関しては、
厳格さや競争心に欠けている面などにおいてTeが遠いことが窺える。
ワカメにおいては、
特にF型とP型の性向がよく表れており、
そういった所からもFi主機能の資質が明快なキャラクターとなっている。