[2018/12/19]
ONE PIECE [ENFP]
まずは主機能Ne-劣等Siのラインを挙げたいと思う。
ワクワクするものを求める、
未知の世界と冒険にあふれた海に出ていくといったことがメインテーマとなっている点で主機能をNeと判断した。
その一方で登場人物達がたいてい過去に人生観に強い影響を与えるレベルでトラウマを抱えており、
Si的な部分で影を落としていることが全編を通して見て取れた。
次にこの作品でしばしば見られる、
自分達の世界観や美学に沿って暴れる海賊と世の中のルールを守る海軍の対比から(Fi-Te)のラインを見ることができた。
特にハンニャバル副署長の名セリフである「貴様らが海へ出て存在するだけで・・・!! 庶民は愛する者を失う恐怖で 夜も眠れない!!!」はFi-Teが凝縮された端的な表現の一つと言えるだろう。
ここで注目すべき点は2つある。
1つ目が「愛する者」という動機として個人的な部分に焦点を当てられていることだ。
これがFeの場合たとえば「みんなのために」などといったいわば公共の福祉(全体の利益)的な言葉が出てきそうな場面であろう。
2つ目はこのセリフが吐かれた前後の流れにはルフィによるエース(兄)奪還というごく個人的な背景が存在するという点だ。
このようにハンニャバル副署長のセリフからは「世のルール」を守らなければ「あなたにとって大事な人」を守れなくなるよという、
この作品でしばしば顔を出すFi-Te的価値観を端的に読み取ることができる。
以上から、ワクワクや冒険といった好奇心に突き動かされる(Ne)という基本スタイルを取りつつ、個人的な価値観(Fi)と世のルール(Te)の中でせめぎ合うENFPらしく仕上がっている作品であると感じた。