[2018/08/12]
MAJOR [ENTJ]
MAJORはスポーツ漫画で、
当然ながら勝負がメインテーマの一つだ。
だからスポーツ漫画=Teという図式はいささか早計ではあるけれどMAJORはTeだと思う。
例えばドカベンのような奇天烈さがなく、
実に現実的というかシビアに勝負が描かれている。
また、
スポーツ漫画にありがちな根性論も全く無いわけではないが、
ロジカルで時に狡猾とも言える方法で相手を打ち負かしている場面がよく見られる。
また、人の気持ちに鈍感という所はFiが劣等だからだと思われる。
例えば吾郎から寿也を誘ったにも関わらず海堂を辞めた件、
寿也だと吾郎が海堂にスカウトされたのをきっかけに勝負に熱くなり、
野球に対するピュアな思いを忘れていた件などがそうだ。
Niに関しては消去法でそうだと思った。
つまりSiが見られない。
これまた海堂編だが、
吾郎のマニュアル野球に従わなかったりチームの輪を乱してでも我を通す姿勢がESTJというよりENTJ的だと判断した。
他には、
聖秀で部の立ち上げから始めて甲子園優勝を目指すなどESTJ的な中間管理職気質というよりENTJ的な起業家精神の強い人物像が描かれている。
主人公は強豪校などに挑んだら必ずと言っていいほどコテンパンにやられる。
この辺りは(Te+Ni)の威勢の良さと現実(Se)とのバランス感覚が端的に表現されているシーンだと思う。
あとは寿也の場合だと親に捨てられた後に面倒を見てくれた祖父母がいたが、
そのせいで(というとあれだが)自分自身の野心を一旦抑えて彼らの暮らしを楽にさせようとしていた。
やや不本意ながらも目の前の現状を優先させる代替Se的発想に感じられた。
最後にまとめると、
少年漫画でありながら助け合いの精神を賛美するでもなく、
奇天烈な技やキャラを登場させることもない。
そういう理想的・空想的な価値観よりも厳しい競争社会でストイックに挑戦する姿勢を描いた漫画じゃないだろうかと思った。
実にENTJらしさの出ている作風に感じられる。