[2019/09/06]

孫悟空 (DRAGON BALL) [ESFP]

主機能Se

まずJ/P軸について、 計画を立てそれに忠実であったり、 自身の立場を明確にすることを重視するタイプではない。 むしろその時々の状況に沿って柔軟に対応することを好んでおり、 P型であるのは自明であろう。
 となれば続く知覚機能はSe/Neのどちらかということになるが、 これもSeで問題ないだろう。 目の前の戦いをシンプルに楽しむタイプで、 そこに他意があるわけでもない。
 また戦いに対する旺盛な好奇心を有している割には、 自分よりも強い敵に無暗に挑む方でもない。 このあたりはSeの力に対する冷静さと捉えることができる。 可能性や未来に熱を挙げることより、 現実をドライに見つめて対応する小回りの利くタイプであり、 感覚型が自明なキャラクターといえる。
 また主機能についてもこのSeが妥当といえるだろう。 行動する前に思案することは少なく、 内省に時間を割く人物でもない。 まずは相手と組むことから始まり、 その後に押すか引くかの判断を行うことを基本としている。 知覚主機能すなわちSeを主機能としたタイプが妥当といえる。
 またE型である根拠・特徴としては、 例えばコミュニケーションのスタイルが挙げられる。 悟空は相手が自分の身内であれ他人であれ、 分け隔てなく気さくに接する傾向を持ち、 このあたりにE型の気質が端的に表れている。 相手によってコミュニケーションにおける距離感に差が出やすい傾向のあるI型とは異なり、 そういった面でのギャップが少ないのがE型の特徴の一つといえる。
 一方E型を否定する論拠として、 家庭を顧みない側面、 即ち常識に欠けるという点で外向判断劣等を唱える説もあるかもしれない。 しかしこれはE型を否定する論拠としては弱いと言わざるを得ない。 上記の論拠を否定する理由として、 第一に悟空がサイヤ人であることが挙げられる。 つまり人種の違いという観点において、 地球人の常識・物差しで測ることが誤りであるという理由だ。
 確かに悟空は地球人の常識・文化の物差しを当てた場合、 いささか平均からずれた側面を持っているかもしれない。 しかし一方では、 悟飯の修行には徹底して向き合うことが多く、 サイヤ人としての子育ての常識・文化においてはむしろ全うであるかもしれないのである。
 とはいえ郷に入っては郷に従えという諺があるように、 人種が違えども地球人の文化に倣うべきであり、 そうしないのは内向判断主機能であるが所以の結果だとする意見もあるかもしれない。 しかしこれもまた論拠としては弱いといえる。
 確かに悟空は幼少の頃から地球で育っという生い立ちがある。 しかしながらその生育環境は、 人里離れた山の中で孫悟飯という武人に育てられたという、 これまた特殊な生い立ちになっている。 そのためもはや心理機能というより、 個人レベルの出自の問題に帰結しているというのが妥当な見方であると思われる。

補助機能Fi

ベジータのように結果に対して強くこだわる(Te優位)というよりも、 戦いに対して純粋且つ素直に価値を置いて(Fi優位)おり、 ひたすらに楽しもうとしている。 この価値観において、 手を組めば勝てる場面であってもそれが優先され、 そこに邪念は存在していない。
 このあたりの駆け引きの無さが非常にF型、 特にFiらしいところといえる。
 一方Tiを否定する理由として、 例えば自身の好みに理由付けをしないといったことが挙げられる。 これは先述の価値観についての考察と重なる部分があるが、 シンプルに好きか嫌いかという思いを優先している態度において、 T型のそれとは異なっている。
 加えて独自の思考や理論を展開したり、 それに基づいた判断を行う場面は特に見られない。
 またESTPの特徴の一つとして、 上下関係・パワーバランスへの強いこだわりというものが挙げられるが、 悟空にそういった傾向は見られない。 俗に言うマウンティングなるものであるが、 悟空がそういったことを好んでいるかと言えば、 むしろ気をかけている様子すら見られない。
 ちなみにESTPが上下関係に敏感であるのは補助機能のTiに依る所が大きい。 つまりTeが自分自身を世間の物差しによって客観的にその価値の有無を計ろうとするのに対して、 Tiはその判断を主観に委ねているため、 個人同士の力関係に力点を置いているという違いがある。 それ故マウンティングを意識しやすいといった特徴を持っている。

代替機能Te

戦いを楽しむことに没頭しがちな一方、 強敵を迎え撃つために、 たとえ仲間が手酷い目に遭っても修行に勤しむ冷静さを有している。
 つまり個人な欲求(Fi)を抑えて、 自分自身が置かれた立場からなすべきことを導く客観性の観点において代替機能Teが働いていると見立てた。
 また悟空が地球を救う基本的なパターンにもその傾向を見て取ることができる。 即ち当初は自身の欲求に従い戦いに没頭するものの、 最終的には地球を守るためといった大義名分のために決着を付けるというお決まりの流れについてである。

劣等機能Ni

主機能の項目でも述べたように、 戦いについて、 長期的な視点から導かれる戦略性を重視したり、 何らかの特殊な意味を見出しているわけでもなく、 目の前のそれをシンプルに楽しもうとする人物であり、 その点においてNiが劣等機能であるといえる。
 逆に魔人ブウ編において、 地球の未来を案じて敢えて自分が身を引くことを選択した場面があったが、 これは劣等機能であるNiの発達を窺うことのできるワンシーンといえる。 孫(パン)を生まれる程に年齢を重ねたことで、 今まで軽んじてた劣等機能に意識が向けられていることを示唆している。


category:漫画・アニメキャラ

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