[2019/02/19]
銀魂 [INTP]
アウトロー性とコミュニケーション (Ti - Fe)
主人公の坂田銀時をはじめとして、
多くのキャラクターが自分の生き方や筋を通すことにこだわりを見せている点で内向判断主機能で、
尚且つアウトロー色が強く独自の理屈や理論を携えたキャラクターが多いことからTiであると判断した。
その一方で、
他者とのコミュニケーションを苦手とする不器用な面を持っていることが多い点について、
Feが劣等機能であるからだと見立てた。
偽悪的なキャラクター (Ti - Fe)
こちらも銀時をはじめとして偽悪的な性質を持ったキャラクターが多くいることからT主機能、 それもTiであると見立てた。 世間で好ましいと思われている行いやコミュニケーションに抵抗があると読み取り、 個人の倫理観を重視するFiというより、 世間的な価値観や常識を重視するFeの反動によるものであると考えた。
思考の迷宮 (Ti - Ne)
銀魂の作風を形作る要素の一つとしてキャラクターの心の声、 とりわけ思考の迷宮に迷い込んだかのようにキャラクター同士で疑心暗鬼になるのは銀魂ではよく見られるシーンの一つである。 これは主機能のTiもそうであるが、 特に補助機能のNeが目立つシーンであるといえる。 Neは考えられ得る選択肢を可能な限り見出そうとする機能だが、 Tiが主機能に位置することによって、 とめどない思考の渦を招くことにつながる。 TP型の中でもとりわけINTPには思考それ自体に執着を見せるという性質がある。
キャラの背景とストーリー展開 (Ti - Ne - Si - Fe)
キャラの背景やストーリー展開からTi-Ne-Si-Feの流れを読み取った。
ここではスナックお登勢のキャサリンと真選組動乱篇の伊東鴨太郎を例にとって解説したい。
キャサリンは窃盗の前科を持っていたが縁がありお登勢の下で働いていたが、
昔の癖を忘れられず再犯、
その後改心し引き続きお登勢の下で働いているといった背景がある。
これを心理機能に焦点を当てて解釈すると、
心を入れ替えて働いていた(Ne)が、
過去の癖が再発(Si)し窮地に陥ったが、
人のつながりを再確認(Fe)し更生する、
そして根っこには自分頼りの精神(Ti)が根付いていたとなる。
伊東鴨太郎は真選組に入隊して日が浅かったが、
その有能さを買われ組の中枢に位置し組を手中に収めようとしていた。
しかしながら、
結局は真選組を内部崩壊させるための駒として鬼兵隊に利用されていたに過ぎず、
事が発覚した後に土方の手によって処刑される(伊東を身内と認めた上での処罰ではあったが)。
心理機能的には、
野心や万能感に浸る(Ne)と同時に、
過去のトラウマにも囚われていた(Si)。
動機の核となっているのは自身の有能さの証明(Ti)であり、
周囲や世間に理解し認められること(Fe)とも言え、
深層心理では人間同士のつながりに対するコンプレックスを抱えていた(Fe)と読み取ることができる。
作者 空知英秋
まず、
人間関係に対する構えが強いことからI型であるとした。
物事に対して速やかに決断を下すというよりも、
独自の論理展開を延々と繰り広げる部分からP型的な傾向を、
特に作中のキャラクターに負けず劣らず思考を巡らせてる点から(Ti-Ne)のラインを感じ取った。
他には、
周囲や世間に斜に構えた態度で臨む一方、
他者との関係性を意識する側面からは不得意なFeを使っていることを示唆しているように感じた。