[2019/09/09]

名探偵コナン <毛利蘭_灰原哀>

名探偵コナンの毛利蘭と灰原哀のタイプについて考えていきたい。



毛利蘭  [ESFJ]

向性(E/I) と 態度(J/P)

向性について、 蘭に関して言えばこの指標が最も判断に迷う所であると思われる。 結論から言えばE型であるが、 一見清楚で控えめな感じも見受けられるためI型であるか迷う場合もあるだろう。
 しかしながら人と分け隔てなく接し、 突発的な事態にもよく反応し機転が利くなど、 よく観察していればE型を思わせる要素は意外にも多い。
 態度については比較的明快な方であろう。 コナンや小五郎に対して断定的・高圧的に振る舞うことがしばしばあり、 べき思考の持ち主である。
 受容的な側面からP型であると捉えることも出来そうだが、 このあたりはFeの範疇に収まると思われる。

知覚(S/N) と 判断(T/F)

知覚について、 現実的で地に足がついており、 S型が明快なタイプにといえる。
 新一と疎遠な状況にあることに対してもごく自然な反応を見せており、 とりわけN型を思わせるような場面は見当たらない。
 判断について、 こちらもF型、 さらに言えばFeが明快といえる。 平和主義・博愛的で和を重んじるなどFeがはっきりと見えるタイプ。
 またTeは勿論の事Fiも見られず、 感情判断を外向していることが明白である。

~ まとめ ~

愛嬌があり、 総じてコミュニケーション力が高く、 人の和を重んじるなど 、何よりもFeが明快であることが第一であり、 ステレオタイプ的ともいえる。
 先述したように一見I型を思わせる部分もあるが、 Feが主張的で主機能然としており、 即ちE型が妥当な線であろう。
 他者や人間関係それ自体を優先させる性向を持つため、 E型であるが必ずしも強く自己を主張するわけでもないのがFe主機能の特徴の一つといえるかもしれない。 蘭はその典型例であり、 故に一見してI型と見紛うことがあるといった所。
 補助機能についてはSiらしいというよりもNiが見えないといった方が適当かもしれない。
 先にも書いたようにとにかくFeが前面に出ているため、 補助機能に関してはやや決定打に欠けるところがあり、 半ば消去法的なアプローチからSiという判断に至った。 まあ内向機能かつ補助機能であるという点からすれば見えにくいのは自然なことなのかもしれないが。
 見えにくいと言えば代替機能のNeもあまり見て取ることが出来ない。 このあたりは年齢的な面から発達が乏しいといった所に落ち着かざるを得ないのだろうか。
 また劣等機能Tiについても似たような所がある。 強いて言えば人を突き放したり、 割り切って物事を冷徹に捉えることは苦手な方であり、 そのあたりが思考劣等的と言われればそうかもしれない。




灰原哀 [ISTJ]

向性(E/I) と 態度(J/P)

向性について、 外界の出来事に即応するよりも様子を窺う、 表面的なクールさ・無表情さに反して、 内面に複雑な思いを抱えるなどI型が明快、 というよりも典型的I型のキャラクターといえる。
 他にも単独行動を好んだり、 人見知りをしたりといったようにI型的な要素を挙げれば枚挙に暇がないといった所。 まあE型であっても上記のような要素を持つ者もいるため、 決定打とするには大げさかもしれないが。
 態度についても、 断定的・決断的な側面が散見されており、 これまた比較的明快なJ型といえる。
 逆に状況に応じて方針を変えたりする柔軟性・開放性には乏しく、 P型の資質は見て取れない。

知覚(S/N) と 判断(T/F)

知覚について、 堅実で地に足の着いた方であり、 黒の組織に対する姿勢などにおいても、 あまり積極的には現状を変えようとしないのはS型的(特にSi)である。
 このあたりは可能性に刺激され、 しばしば自分の身を危険に晒してしまうコナン(ENTP)とは対照的といえる。
 逆にN型を思わせるような側面として、 例えば時折見せる詩的な言い回しなどはそれらしいが、 頻繁に見られるわけでもなく、 故に決定打とするには乏しいと言わざるを得ない。
 判断については、 理詰めで客観的且つ冷静な判断を志向しており、 T型が明快なタイプ。

~ まとめ ~

黒の組織にまつまる重苦しい過去は灰原の代名詞ともいえるが、 それを差し置いたとしても人一倍過去に囚われ、 逆に未来に消極的な性向が目立ち、 やはり主機能Siが妥当な線に思われる。
 ちなみに未来に対する不安がNiの見通しからもたらされるものであるという見方もあるかもしれないが、 その線は乏しいと考える。 もしNi由来の認識であれば、 未来に対する不安は半ば妄想的であったとしても、 より確信的且つ鮮明な色合いを帯びていると思われる。
 その点灰原の悲観的な視座は、 漠然とした先行きに対する不安といった風であり、 これはNiというよりはNe由来とするのが妥当であろう。 即ち現状を維持することに意識が向くSiが強いタイプとなる。
 逆に補助機能に関しては特に迷うこともなくTeであると判断できる。 論理的・客観的な判断を好む一方、 愛想を振りまくといったことは明らかに苦手としている。 つまりFeが見られないという所からもTeが明快である。
 Fiも同様に明快で、 内向的で不器用な感情の持ち主であり、 感情判断を内向していることがよく見て取れる。
 最後に劣等機能Neについて、 繰り返しになるが未来に対する悲観的な視座は、 端的にこの機能が劣等であることを示唆している。
 改めて見直すと比較的わかりやすいISTJであるといえるか。 INTJに見られることもままあるが、 そのあたりは先述したような知覚の癖をよく観察すれば、 その違いを理解できることだろう。


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