[2018/12/15]
今田耕司 [ESFJ]
かなり分かりやすくESFJだと感じた。
それほどまでに彼から(Fe-Si)の色を強く感じたのだ。
とはいえ彼のらしさは一旦置いておて、
今回はまずESFJの解説からいきたいと思う。
主機能のFeだが簡単に言えば周囲の人間の感情に目を向ける機能、或は世間一般の倫理観や常識を重んじる機能である。
この機能が優勢なタイプはコミュニケーションや連帯感といった類のものを重視する。
補助機能Siは自分独自の習慣、経験、知識などを重んじる。
これら2つの機能から視たESFJの最大の特徴の1つとして身内意識の強さが挙げられる。
すなわち、
自身が所属するコミュニティの動向を強く意識し(Fe)、
その上さらに内と外という枠を設ける(Si)。
身内意識とはそういったことだ。
今田耕司の場合はお笑い界が彼の所属する世界であり芸人が身内となる。
バラエティにおける彼の常にお笑い芸人という立場を意識した振る舞いはまさしくESFJ的だと言えるのだ。
細かい部分で言えば非常に空気を読む人であり、
そういった点もわかりやすくFeの特徴が出ていると思われる。
ちなみに比較検討候補としてESTJやISFJあたりを挙げる考えもあるかもしれない。
何故ならばこれら2タイプもまた所属コミュニティや身内を意識するタイプだからだ。
まずESTJを否定した根拠としてお笑い芸人としての立場に対する意識の強さを挙げたい。
TeはFeと比較すれば人間同士のつながりをそれほど意識しない。
TV番組で言うならば自身がお笑い芸人であることよりもその番組内で求められる立ち位置を重視する。
例えばお堅い報道番組であればボケたりするのを極力控えたりすることなどがそうである。
つまりTeであればその時々において自身が所属するコミュニティに由来する個性を調整する傾向があるといえる。
残るISFJを否定した根拠はシンプルに内向的な部分が見られないというところだ。
ISFJは所属で分けるというよりも自分と他人という線の引き方をするタイプである。
身内意識については身内の方が安心するといった程度に収まる。
その点彼は分かりやすくコミュニティの色を前面に出していることからESFJの方が妥当だと判断した。