[2018/12/17]
ホリエモン(堀江貴文) [ENTP]
今回はホリエモンこと堀江貴文のタイプ判定を行っていこうと思う。
まず彼の言動からNT型の気質が分かりやすく見て取れるだろう。
既存のやり方を嫌い常にイノベーティブであろうとする姿勢、
理論的思考や発想力に秀でたセンスなどNT型を決するに充分な要素が揃っている。
故に彼のタイプ判定の肝は機能と順列ということになる。
NT型の各タイプの可能性について一つ一つ検討していこうと思う。
まずENTJはどうだろうか。
彼の強気な言動、
大胆な行動力、
そして旺盛な起業家精神、
一見ENTJの特徴を充分に備えているように思える。
しかし細かく見ていくとその可能性を否定できる。
例えば彼のロジックにTeの色はあまり見られないという点を挙げたい。
他人を説得するというよりも独自性が強く一般性に欠けていたり世間の常識と違う考え方であることが多い。
これはTeというよりもTiが得意な領域である。
確かにENTJは他の多くのタイプと比べイノベーティブな側面を持っている。
しかしながらあくまでも主機能Teにより常識的な枠組みの中で明確なロジックを展開するタイプである。
それ故に競争社会においてその頂きに立つことが多く、
またそのような事をモチベーションにする傾向にある。
それを踏まえた上で彼の最大の動機が上記のような既存の社会的枠組内での闘争の中にあるかと言われるとそうは見えないし、
世間の物差しに縛られないという意味ではある種自由さすら感じられる。
続くINTJの可能性も同様の理由で否定することができる。
また上記以外でいうと、
例えばその多くの行動において堅い計画性や体系的なアプローチなどといったJ型的な特徴もあまり見られないということも主な理由の一つだ。
確信的な洞察(Ni)と確かな根拠に基づいたロジック(Te)の組み合わせというよりも、
散発的な発想(Ne)を独自理論(Ti)を元に遂行するような組み合わせの方が彼の行動にマッチしているように思える。
この時点でENTPとINTPの2つに絞ることができたがINTPの可能性も低いように考える。
理由としてSiが劣等であるという点を挙げたい。
先述のロジックの独自性に繋がることだが、
彼がロジックの正確性にこだわっているようには見えない。
つまりINTPのように前例や詳細な情報を考慮に入れる(第三機能Si)ということをあまりしない。
あくまでも試行(行動)ありきでありロジックの正確さは二の次といった考えが彼の言動から感じ取ることができる。
その証拠に彼の今まで挑戦してきたジャンルの幅の広さを考えればNT型の中ではENTPが最も妥当な線であると思われる。