[2018/12/16]
ひろゆき(西村博之) [INTP]
さて今回は元2ちゃんねる管理人のひろゆきこと西村博之について判定していきたいと思う。
いきなりではあるが彼の主機能がTであるというところから始めたい。
主な理由として感情論についての扱い方を挙げたい。
彼がロジックに強い人間であるということは動画等で彼を少しでも知っている人なら分かっていただけるだろう。
筆者が注目したのは彼が何かを主張する際の癖として感情論を排しているという点である。
もっと正確に言うとTiが主機能であることが見て取れた。
Te主機能のENTJとESTJもTi主機能と同様に感情論を排する傾向にはある。
しかしそれはあくまでもFi的な感情論である。
個人的な価値観、
言わば好き嫌いなどがそうである。
だが彼の排する感情論は個人というよりも世間一般や多数の人が抱きやすい感情を元にしていることが多い傾向にあると思われる。
これはFiというよりFeの範疇である。
この時点でINTPとISTPの2つにまで絞ることができた。
続いて彼がロジックそのものの整合性にこだわる部分からINTPに軍配があがる。
彼のロジックはISTP的な実体験や行動を通して(Se)の独断というよりもあらゆる可能性を考慮に入れる(Ne)ことでロジックそれ自体の整合性や確からしさを追求する色合いが強いからだ。
また同様の理由でENTPも否定したい。
ENTPはSiが劣等機能である。
故に自身の着想を論理で武装するという流れが基本となる。
その過程において前例や詳細なデータ(Si)の存在は置き去りにされがちだ。
このあたりがINTPと異なる点と言える。
そもそもINTPは思考が主機能である。
思考を回す過程において基本的に思いつく可能性を考慮に入れる(Ne)。
さらに整合性を確かなものにするために前例などの既存のデータ(Si)を持ち出す。
論理はなんらかの情報が基になっており、
それがすなわち可能性や事実(Ne-Si、Se-Ni)といったものであったりする。
言い換えるならば、
INTPは思考の正確性を求める(Ti主機能)が故に情報の質と量の両方を満遍なく(Ne-Si)追及する必要に迫られることになる。
ENTPはあらゆる可能性を試してみたい(Ne主機能)ので前例や詳細のデータは半ば足枷扱い(Si劣等)となり、
必然的に独自のプロセス(Ti)に頼らざるを得なくなるというわけだ。