[2019/02/21]

SALU [INFJ]

歌詞から心理機能を読み取って解説したい。

Goodtime



上のMVの概要について以下抜粋。

”物語は、国際競技大会の開催を来年に控えた2019年のNEO TOKIOシティから始まる。長引く不況のなか、反政府デモ隊と警察の衝突で街には戒厳令がしかれ、皆が不安に脅えていた。青年SALUは職を求めながらさまよい歩いていたが、謎の少女ナナとの出会いにより、隠されたメッセージが見えるサングラスを手に入れる。 サングラスをかけて見ると街は「OBEY(服従しろ)」「STAY ASLEEP(眠っていろ)」などの驚きのメッセージにあふれていた。世界が人間に偽装した宇宙人に支配されている事に気付いたSALUは、謎の少女ナナとともに放送局へ向かうのだった......!”

このMVからINFJ的な要素を2点解説したい。
1つ目に、 少女ナナのサングラスを通すことで、 街の至る所に隠されたメッセージを視ることができるという演出から、 Ni-Seの要素を読み取ることができる。 どう判断するかではなく、 気づけるか否かという点から実に知覚機能的な演出方法であると感じた。
 2つ目に、 SALUと少女が放送局に乗り込む演出から、 Tiの要素を読み取ることができる。 すなわち、 明確に組織化(Te)せず、 個人的立場から反逆を仕掛けるという点からTiらしさを読み取ることができる。

Tomorrowland (Music by tofubeats)

「どいつもこいつもくだらないことばかりをまた口に出し(Fe-Se) 誰かがまたすぐさまリツイート(Se)」

「あれれ不思議手を握れば色鮮やかになった世界(Ni-Se)」

「理想の世界(Ni) と僕が住む世界(Se) はずっと別だと思ってたけど実はここから続いていた(Se-Ni)」

 ⇒住んでいる世界が異なっているという表現が知覚機能的(Ni的)。
  Fi的な問いかけや疑問的な表現とは異なっている。


「何かの予感を感じたら(Ni) 速攻(Se) 光るゲートくぐるそこにある僕たちの楽園(Ni)」


- テーマ -

主機能(Ni)と劣等機能(Se)がテーマの主軸に置かれた作品であると感じた。

Nipponia Nippon

「だけど街見ればカニエや芸能人着た服追いかけてる人ばっかり日本(Fe-Se)」

「テレビを見れば音楽とも呼べないようなものみんなが良いって言ってたりしてて失笑(Fe-Ti)」

「そもそも音楽ってものがチャートになかったりだからもうそこを捨てて良いもの作ってるやつらはインディペンデント(Ti)」

「俺もたまに行きたくなる 病院に行けば病名もらえて休んでもよくなるってさ だけど俺がそれをしたらあいつら守れない(Fe) でも本当に辛そうなお前みたら言えない(Fe)」

 ⇒自身の感情(Fi)よりも他人に共感し(Fe)、 他人のことを優先してしまう(Fe)。


「この先このままだとマジでヤバいだろ(Ni) 何にもよくなってないのに朝までパーティ 今が良ければいい(Se) やりたいことだけやりたいとかそれ本気?」

「こういうことを言えばまた政治的宗教的とか言われても(Fe)もういいからすぐにやろうよ(Ti-Se)」

「だけどこのままいけば このまま見て見ぬふりを続ければ 愛すべきものすべてが苦しむことになる(Ni-Fe) そうなる前に だからそうなる前に今すぐ行動開始(Se)」

「俺には幸い 会ったことのない同志がいる(Ni-Fe) 全国にいる(Ni) いや全世界にいる(Ni) 俺には幸い やるべきことがたくさんあるし 君には 幸い俺がいる(Fe)」
⇒「君には幸い俺がいる」という表現について、 自分ではなく相手の目線に立っている点が外向的でFeらしい表現だと思われる。

「じゃあ何が出来る(Se) 別にひとりで 一人きりで世界を変えられなくたっていい(Ti) 分け合えることが出来たらいい(Fe) もしその小さな一歩を踏み出すことが出来たらいい(Se)」


- テーマ -
(Ni-Fe-Ti-Se)とINFJのすべての心理機能を網羅した曲である。 THE-INFJ的なテーマ曲といっても過言ではなかろうか。

まとめ

他人には見えないものを知覚(Ni)しており、 楽曲からは総じて理想(Ni)と現実(Se)の対比を見て取ることができる。 また、 積極的に人や世間に関わろうとする姿勢はTeというよりFe的な側面が端的に表れていると感じた。 そういった基本姿勢からやがて確信的な態度を打ち出すという流れからはTiを読み取れる。


category:CREATOR

管理人:tosh
問合せ:mbtitosh@yahoo.co.jp

ホーム

有名人

歌手・作家

漫画・アニメキャラ

MBTI

リンク

書籍